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独特の肌ざわり、体温にも似た温もり──時代小説への偏愛が、幼少年期から今にいたる著者の精神史と重なる 青木健
性暴力と対峙するうえで範としたい、粘り強く現実に眼を凝らす姿勢──まだまだ必要な研究と討論の積み上げ 萩原弘子
「ボロテン神話」?──「本流」から疎んじられた超絶の内戦史 渡辺雅哉
「新しい戦争」論へ、近代正戦論の限界を超える刺激的な問題提起──民族や宗教などの共同体間紛争を捉える枠組みは何か 加藤朗
赤狩りを生きのびた映画脚本家の機知──郷愁の書ではなく、未来への警世の書 大久保清朗
古代以来の「芸能」的なるものは広い共同性を獲得していた──落語・講談を芸能史に織り込む独自の視点 皆川勤
伝統/近代の二項対立に抗うイラン近現代史の挑戦的な読み直し──凡百の実証主義歴史家には真似のできない才知 黒田卓
『正法眼蔵』研究の基礎に天台学の深い研鑽が──独自の参究過程をたどって道元禅の真髄をつかむ 石井修道
共産主義セックス 楽園の真実?──A・マイヤー監督『コミュニストはSEXがお上手?』 渋谷哲也
精神のショック療法──グローバリズムの重圧を突破する電話帳のような本の破砕力 小沢信男
小田光雄著“出版状況論三部作”を読む「出版はどこへ向かうのか──新しい「知のインフラストラクチャー」の設計や構築に、社会を挙げて着手すべき時期」 仲俣暁生
「か弱きリベラリズム」とでもいうべきスタンス──「ひ弱な生」はどこまで肯定できるのか 橋本努
社会と文化の観点から、子ども観の歴史を展望──新研究のヒントに充ちている 神宮輝夫
一人の生命を追及することで時代の相を浮き上がらせる──鉛筆だけは捨てたくないという強い、ことばへの執念 たかとう匡子
親密な関係の理論的な考察と実態とに基づいた議論──経済学の理論に基づいているゆえの限界もあるのではないか 加藤まどか
危険な「ダイナマイト」のような日記──自己が織りなされ生が形づくられる生成の場 矢口裕子
「社会」のあり方を変化させるために──貧困問題は今、ここに存在している 小山晃
技術開発者の経験と知識の適用をダイナミックに描出──過剰な科学的妄信と企業主義に逸脱しないことを願う 黒川類
「ユダヤ人大量虐殺」への道──ホロコーストの実行が直線的なものでは決してないことを示す T
後継者をつくらない、一世一代の大道芸の潔さが横溢している──レトロ的なものではなく、いまを息づかせる感性の拠り所に通底 村木哲








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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