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国際比較によって見えてきた実効性の高い基地問題の解決策――基地紛争が生じる理由を、米軍基地および米国側に求めるのではなく、接受国の側から説明し、「横軸」での比較を行うことで沖縄の基地問題を相対化する 熊本博之
記憶の中の大切な場所――懐かしくも貴重な家の時空を蘇らせ、そこに暮らす家族のみずみずしい日々を描いた物語 梶葉子
本を読んだその先の地平を、誰かと共に目指す――読書体験をあなたが言葉にしてみることで、ほかの誰かのための贈り物として機能し始めるだろう 岡野裕行
作家の目線に寄り添う研究書――未開拓な研究対象に丹念な資料考証で挑み、上演台本や演出ノート、日記等から創作方法を含む作風の変遷を浮かび上がらせてみせる 梅山いつき
「野」の人、兜太――「戦後表現史や戦後精神史の中に位置づける」ことを意識した兜太論 青木亮人
精神疾患の治療に挑む医師と若き助手――精神科を題材にした初の時代小説といえるかもしれない 末國善己
自由と不自由の境界とは何か、なぜ考えるべきなのかを、私たちに迫力をもって問いかける――新しい歴史の語り、「グローバルヒストリー」の本領を存分に提示 並河葉子
現代の文化英雄であり、優れた作家であったデヴィッド・ボウイをめぐる大労作――楽曲のサウンドと歌詞とを分析の素材として生まれる説得的な作家論 林浩平
世界中の人々の人生が交差するチョンキンマンション――伝説と偏見のヴェールに包まれていたその内情を鮮やかに描き出している 小栗宏太
「被害者」としての女性に収まらない、トランスナショナルな変革を担う主体としての女性――グローバル市民社会の一員として、ぜひ読んでほしい一冊 竹中千春
コロナ対応における憲法問題――従来の枠にとらわれない考察を盛り込む 清水雅彦
国家の理想としての平和的生存権――呪縛から解放される「陽気な地獄破り」の自由 遠藤比呂通氏インタビュー
ユートピアは遠い、だが、しかし。――スパイク・リー監督『アメリカン・ユートピア』 奥浜レイラ
先の見えない時代ほど人々は悲劇を欲するのかもしれない――コロナ禍の今こそ、現代版『リア王』の出番 岡嵜郁奈
生き急いだ詩人・黒田三郎――真摯に黒田三郎の立ち位置に対峙して語る言葉に接する 村木哲
多角的に伝える言葉の世界――言葉の可能性を凝視した作家による思考と実践の成果 蜂飼耳
シリーズ「ゆかいなことば つたえあいましょうがっこう」(くもん出版)を読む 編集部
人間性の極限を考える――レヴィナスの「体系構想」が『全体性と無限』に結実する過程を見事に跡づけた本 対談 渡名喜庸哲×藤岡俊博
展覧会とは、我々の日常と同様である――展覧会の仕組みを知り、純粋に好きな美術を楽しんでほし 宮田徹也
オルフェウスとは何者なのか――変身し続けるオルフェウスを追って、言語から言語へと博捜する著者の知的健脚ぶりに驚く 山本貴光








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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