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女子選手たちが野球によって自らを輝かせようとする姿から生まれるドラマ――女子プロ野球の「いま」を支える豊かで興味深い歴史が展開される 稲葉佳奈子
グローバリゼーションへの新たな問いを創発させる――グローバリゼーションの多次元性を捉えるための批判的アプローチの集成 高橋利枝
太平洋〈戦争〉は、いまだに、現在まで続いている――完結しない「死」や「神国日本」の空虚さを思う 黒川類
江戸時代のロングセラー――書の本にも、美術書にも読める 井出彰
偏奇であることの果敢さ――脆弱な、神経過敏な部分に触手をのばす 大久保清朗
「小さな事がら」を読み解き作品の「真実」を見出す――過去という時間帯と生・死とに徹底的に執着 山岸勝榮
マスコミ事件と裁判――政治・芸能スキャンダルから少年犯罪報道まで 編集部
息の長い勇気をくれる写真集――たえまない生と死の行き交いの中に身を置き続ける写真の数々 白井明大
近代と前近代との混合こそ寺山修司の世界なのだ――誰も描かなかった寺山の娼婦を論じた秀逸な書 高取英
読後にあたたかみの残る、人生の黄昏における家族小説の傑作――コミカルなストーリーに、誰の人生の行く手にも待ち構える「死」の面影がにじむ 小竹由美子
東アジアへの痛覚の可能性と限界を厳密に見定めようとする一書――テクストの読解にとどまらず、国策研究機関や社会調査機関をめぐる諸動向をもフォロー 石原俊
形而上学的思考批判――バタイユの思考がいかに西欧的なものに浸透されているか 吉田裕
全体主義をめぐる論争の「概念史」の試み――二十世紀という時代の謎を解くうえで必要不可欠の概念 上村忠男
「唯一の被爆国」言説を超えて原爆体験を普遍化する思想へ――日本のナショナルな集合的記憶を脱神話化する
笑って読めるピンチョン――対談・佐藤良明×柴田元幸 「トマス・ピンチョン全小説」刊行によせて 佐藤良明×柴田元幸
世界同時不況、国際的政治不安の影の中で――第63回カンヌ国際映画祭レポート 大和晶
松尾邦之助、この男一体何者ぞ?――郷愁の源、頽廃を秘めた街、巴里 中堂高志
同性愛をめぐる事件は、同性愛者のためにだけ考えるものではない――新たな常識の創造がもたらすもの 好井裕明
私立大学教員による「リテラシー」養成への挑戦――あらためて「世界」と「常識」を問うための手がかりを提供する 夏秋英房
ライシテ(非宗教性)の議論を、頭を冷やして――知的トピックの輸入転売に終わらせたくない、という訳者諸氏の責任感を感じる 菅野賢治








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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