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リアリティの欠如した世界を捨てて、手で触れることができる「現場」へ──大切なのは、知りたい、近づきたいと思うこと自体だと教えてくれる書 井上貴子
シュトルムの創作の原点へ──滅びゆく個人への哀惜と共感、過去を教訓とすることなく、ひたすら前進する社会への鋭い批判の姿勢が貫かれている:『シュトルム名作集 全六巻』(三元社)完結に寄せて 松村國隆
知られざるフィリピンの対日戦犯裁判の実像──フィリピン側から戦犯処理の過程を記述する 三輪智博
「グローバルな綺麗事」に終始しがちな学問を、現実に投げ入れる──若手フィールドワーカーの愚直なまでのリアリズムが魅力的 湖中真哉
過去の記録や口碑伝承から東日本大震災を分析する──被災地発かつ被災者の手による、歴史学・民俗学的な分析視点 岩鼻通明
書狼、みみずくにまなぶ/まねぶ──書を捨てて町に出るというのではいかにも勿体ない 上野俊哉
2011年3・11後の日本におけるマルチチュードと権力──マルチチュードのコンセプトはコモン(共同性)とわかちがたく結びついている アントニオ・ネグリ
人生のステップアップへの実践的アドバイス──自分の可能性に挑戦し成功を 萩原信彦
「戦後日本」の最大の闇に真実の眼──日米地位協定という名のパンドラの箱 【web限定公開記事】 前大用裕
「荒ぶる魂」に刮目せよ──ウェイ・ダーション監督『セデック・バレ』 名取弘文
オートロジーを理解するだけでなく、実践させられる書──手軽な手引き書という外見に反して、きわめて高度な「Opera Aperta」 馬場靖雄
東西の演劇知の結晶──錬肉工房公演『オイディプス』(@上野ストアハウス、3月6日~10日) 立木燁子
近代の啓蒙的「欧化」言説を批評的に読み解く──近代のプロジェクトをメディア研究によって再考する 山田俊治
ボール表紙本における「言語の揺れ」を浮き彫りに──明治期の日本語表記における多用な有様を解析 黒川類
「シュウウエムラは誰か」から「シュウウエムラとは何か」へ──メイクアップもまた現代における重要な芸術であり、思想なのである 宮田徹也
脱原発を「かりそめの風潮」に終わらせないために──「非原発社会の実現」を目指す「息の長い戦い」へと、報道は日本社会を導けるか 武田 徹
悪夢のような愛の物語集──人間の奇妙な精神を、サイコホラー風の物語の中に展げてみせる 石堂藍
リミックスされた『遠野物語』──まだ種であって、花も咲いていない、実も結んでいない。 京極夏彦
従来のポジションを超えた共同性の創出──IT技術を駆使した世界規模での目標達成の新しいやり方 萩原信彦
学術的知見が現場経験を深化させた好例──「路地裏」という概念から各地域のおもだった盛り場に接近し、理論的枠組を当てはめつつ、周到に大衆文化の断片を織り込んで紡がれたテキスト 山田晴通








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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