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詩はあなたの隣りにいる。わたしの隣りにいるあなたもまた、詩人だ――詩から遠い人にこそ読んでもらいたい 藤原安紀子
それぞれのデザイン領域に対応する知的財産法の諸制度を、横断的に解説・考察――現状の法制度の可能性と限界を知り得るとともに、将来における新たな立法論の可能性にまで読者の思考と関心とを誘う 本山雅弘
東西の国境とジャンルの境界とを越境した久米民十郎の多方面の活動を掘り起こす――奇矯に響くその霊媒派宣言をモダニズム運動のなかで位置づけた画期的かつ決定的な研究書 橋本順光
保守市民社会と政治のダイナミクス――確固たる理論的視座からみる 山本英弘
五月革命とド・ゴール退陣の意義を多角的な視野から総合的に分析――類書と比べてもひときわ学術的な研究成果としての香りを放つ良書 石井貫太郎
きれのある明快な文体にどんどん引きこまれていく――将来は科学者になりたい、という夢と目標をもった少年が生物学者になるまでの体験をつづった、実にさわやかな高質の科学エッセイ 猪野修治
スピノザ「と」対話するスピノザ・コネクションとしての哲学史――哲学者たちは、スピノザをどう読んだのか 伊東道生
ローマ字の普及に尽力した土岐善麿の苦心のあとを辿る――豊かな情報を盛り込んだ力作 茅島篤
旧統一教会が日本で活動する真の目的は何なのか――安倍氏銃撃事件の背景を旧統一教会というカルト問題のみならず、東アジアの宗教と政治という大きな枠組みから理解することができる好著 川田進
訳者の日常感覚とボードレールとの距離からうまれる新しさ――詩人との関係が一つにしぼりきれるようなものではないことを、さりげなく、思い出させる 小倉康寛
山川菊栄のフェミニズムを今日に復権させる――長年の研究の総まとめとして書かれた大著 伊藤晃
国葬反対 白井聡氏インタビュー
今、若者は地方をめざす――『地域おこし協力隊の強化書』から見える地方再生の可能性 対談 畠田千鶴×斎藤一九馬
教師から生徒へのグルーミング――性暴力は常にわかりやすい形で起きるわけではないという事実を、圧倒的なリアリティで描く 渡邊真里
日常に埋もれがちな意味をすくいあげる――人々がつかの間集い、そしてすれ違っていく「場」としての地下鉄をめぐる断想 光岡寿郎
オーストラリア全体を巻き込んだ「歴史戦争」の書――アボリジナルの人々への想像力を膨らませてほしい 前田幸男
新型コロナ流行の経験から、近世の人々の暮らしに与えた感染症の影響を考える――読者の問題関心によって多様な気づきを得ることができる著作 竹原万雄
口寄せとエクリチュール――文学であることが同時に「祭り」でもあった時代への、つよいノスタルジーの感情が読みとれる 池田雄一
ついに父の死の真相が明らかになる!――コルター・ショウ・シリーズ第一期完結編 品川暁子
現在でもアクチュアルな筆致――谷川雁との応答は、不思議な浮遊感が漂う 久保隆








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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