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「耽美」という意匠に酔うことは易しい――澁澤らの綺譚趣味ともそろそろ手を切らねばならない 入江公康
原発計画とは何なのか、誰のためのものか――放射能汚染より前に人心を汚染する実態を伝える 米田綱路
ボリシェヴィキ権力が行使した恐るべきテロルの真実――ソ連が歴史化するなか、約九〇年ぶりに甦った炯眼の書
ヴァーチャルとリアルとの関係性そのものを問い返す――理論的思考の骨太さを堪能できる 北田暁大
作家の著した一語一句を丁寧に追いつつ小説とは何かという命題を追いかける――ダニロ・キシュの作品を開くいくつもの鍵が秘められた好著 阿部賢一
比類のない該博な知識で描く斬新なルネサンス像――特異なルネサンス・ガイドブック 谷川 渥
フィールドワークによってなされる、「『世界』から括弧を外す」試み――運動体として活写される建築と社会をめぐる回路 南後由和
アフリカを実証的に考察し、理論の前提を問いなおす――アフリカという鏡をとおして、われわれは自分たち自身の社会を見ている 斎藤文彦
剥き出しの組織的、集団的な差別の現状に警鐘を鳴らす――差別を固有な犯罪とする法理論の精緻化が求められる 文京洙
魚類の闘争、求愛、産卵の生態写真の数々に驚き――潜水者たちの気迫と緻密な継続観察による共同の結晶 出羽慎一
三ツ星の河野太郎は、自民党最後の総裁になるのか――自民党全国会議員の人物ガイド、キャッチ文が面白い 宗近藤生
観る側それぞれが持つイメージに作り手はどう挑んだのか――『BUNGO 日本文学シネマ』をめぐって 門間雄介
シャーロック・ホームズ像と重なる謹厳実直のダンディズム――表舞台には出ない翻訳家の生涯を描いた評伝 松坂健
真の「オルタナティヴ」のために――「よりよい生」と「死」のもたらす救済という二項対立をこえた生存の形式の追求 原和之
演劇の根源にある死と狂気をめぐって――江戸糸あやつり人形座公演『バッカイ』 藤井慎太郎
鳩山首相は「沖縄差別」を強行した――普天間基地が海底の藻屑に消えるまで、辺野古の現地で闘う 安次富浩
生活共同体と自治構想――日本の枠を飛び出し、日本そのものの枠組みを変える思想 安里英子
伝説的な娼婦の生きざまを通じて描かれる強靭な意思をもつ女性たちの姿――ルポルタージュと物語の両方の手法を駆使し、コロンビアの現実に迫る 洲崎圭子
華麗なるスタイルの変転と「土着民主主義」との闘争――〈恋物語〉へと奔流する島田雅彦の四半世紀 喜谷暢史
詩精に捧げた命の軌跡――貞松瑩子の作品は、どんな状況下でも言葉に華があり、言葉が詩の昇華に貢献している 禿慶子








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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