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旭日昇天・雲外蒼天と占われた二人の少女――角川春樹監督『みをつくし料理帖』 名取弘文
才能とカリスマ性を備えた若き民主活動家がいかにして育まれ、何と戦い何を考えてきたのか――「民主化」という「グローバル」な理想のために戦うジョシュアと香港市民の姿を世界にアピールする本 倉田明子
人々の幸福のために、自ら楽しみつつ語る知識人という稀有な存在――運命の残酷さを思わずにはいられない 白井聡
『文化時報』の史料的価値――仏教界は積極的な戦争協力を行っていたが、その生活基盤の弱体化には抵抗姿勢を示していた 大東仁
ナッジに満ちた世界で、ナッジの多様な理解を示す――個々のナッジの意味を理解し評価するために、読むべき一冊 木山幸輔
三人の公法学者の比較検討から「ワイマールの教訓」を導き出す――憲法改正の主張の是非を考える上で大いに啓発される一冊 安章浩
整えること・飾ること――装いに秘められた「人の現在」 阿部恒之
本格的な言語哲学の書――イギリスの哲学者ポール・グライスをめぐる論議を批判的に検討する 清塚邦彦
「発光」が隠蔽するもの――ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW――光の破片をつかまえる」レポート(2020年7月17日~10月11日、横浜美術館、プロット48、日本郵船歴史博物館) 竹重伸一
〈うた〉の可能的な歴史がきり拓かれる――一つ一つの〈うた〉に寄り添い、読者とともに味読し、「うた状態」を直視し、一編一編を「取りもどす」志向のスペクタクル 宗近真一郎
ボルガ・バスケットの歴史とサプライチェーンに注目――グローバルな展開とローカルな生活が切り結ぶ交渉過程が浮かび上がる 浜田明範
専門家と呼べる条件は「暗黙知を備えた専門知」を有すること――「科学技術の専門家とはどんな人か」という問題提起に一定の視座を与える 種村剛
沖縄の「今」と「古」を豊かに象徴する歌――この歌集の魅力のひとつは、題材においても時代設定においても、また短歌と琉歌を行き来するという詩型においても、その多様性にあるといえる 大口玲子
さらなるアイルランドとの架け橋となる一冊――地方政府の歴史、地方自治システム、地方議会と議員などを、詳細に概観しつつ、さらに章ごとに地方政府との関係の中で、テーマを細かく概説する 岩井義和
日本語探偵の新たな事件簿――乱歩を材料に版から版へと百面相のように動くテキストを追跡しつつ、書き言葉としての日本語を、どんなふうに観察できるかを教えてくれる一冊 山本貴光
通底している、仏教の社会性についての問い――現今の社会の在り方について危機感をいだき、仏教と社会との関係を問い直すことで、日本社会の新たな可能性を考究しようという大志がここにある 岩田文昭
三十年の時を超えた師弟の合作――通底する「クラブ文化論」は、スポーツの豊かさを考える上で、たいへん示唆的だ 田島良輝
斬新な入り口を開いている――果たして鬱屈した情況に風穴は開けられるか 植田隆
自然を正面から存在論的に問い直す――メルロ=ポンティ自らの手もとを見ながらそのスタイルを学ぶことができる稀有な機会を与えてくれる講義ノート 本郷均
青春の「残像」と関係性の「結晶」――主人公・明夫の八九歳から九十歳までを愛妻の死を挟みながら静謐に物語っていく作品 村木哲








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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