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静かで軽やかなタッチで綴られる詩人との交友録――さらの状態から意を尽くして詩人との日々をことばにする 白井明大
グローバル時代のビルマからの声――当事者の「肉声」にいかに耳を傾けるか 久保忠行
色の命名には人の知性と感性と想像力が映る――知的興味と感覚的刺激に富み、匂い立つ一巻 中村明
日本趣味と日本研究をつなぐ興味深い著作――価値あるスケッチや写真、原稿の影印を収録 楠家重敏
三陸海岸沿いの復興のなまなましい現実を書いた唯一の本――そこで暮らす人びとの声を聞き、復興の未来を思い描く希望の本 石井正己
近代日本フェミニズム史に屹立する山川菊栄――明治以来のフェミニズムの検証と継承に不可欠の全集 水田珠枝
漱石はわかったふりをしなかった――いかに文学の語り方をめぐる問いが、漱石の中でなまなましく生き続けていたか 阿部公彦
核に汚染された内部で書かれた最初の詩――東日本大震災の記録としても不滅の地位をすでに約束されている 中井久夫
証言者、告発者としての詩人像を強調――根本的には決して制御できない原発の複雑に絡み合った問題を冷静に見つめる 武子和幸
現在進行形のナボコフ――日本初のまとまったナボコフ論集成る:対談 若島正×沼野充義『書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ』 若島正×沼野充義
人が深いところから壊れていく――有害環境から脱するために学校のいじめをみごとに描いている 内藤朝雄
過度の安全保障感への依存と嗜癖に陥らない工夫――子どもが「生き残っていくために非常に重要な力」を記す 三脇康生
ラオスの歴史を詳細に記した数少ない一冊、待望の邦訳――インドシナ半島をめぐるこれからの火種についても考えさせられる 金子民雄
既に未来に書かれていた書物――一人の人間の記憶と想像と創造が、その人間を飛び越えて時空を巡る 宮田徹也
過去と未来の礫のはざまにあって生きる――過去の傷をいつまでも忘れないことは、私たちにとって決してネガティブなことではない 野木京子
西鶴作品の任意性・増殖性を充分に活かした新たな編集の試み――原文に少しでも親しみをもてるよう、細やかな配慮がなされている 浅沼璞
実証的プルースト研究の最良の範――多彩な検証の響き合いで読者を魅了するモノグラフィー 中野知律
福島第一原発事故に関する著者の切れ味は鋭い――エントロピーの法則に立脚した論理から社会のあり方の見直しを提起 天笠啓祐
モノクロームの世界を対象とした思弁の痕跡――瀧口が体現したシュルレアリスム精神において、写真がいかに重要であるか 林浩平
日本人の優越意識が歴史観をどんなにゆがめるか――「自惚れ史観」の歴史教科書を子孫に手渡すことはできない 荻野力








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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