書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



幾つものスケールを繋ぐ試みの構造と独特の敷衍力――イギリスの社会人類学者マリリン・ストラザーンの単著、初の邦訳 名和克郎
文化の全体像を捉えるために――異文化と自文化の研究を往復する 小馬徹
解放後の韓国社会のマクロな歩みを論理的・体系的に書く――良質でバランス感覚に優れたリベラル派はいまだ健在 文京洙
刑務所内部の特別改善処遇の実態を参与観察――長期間のフィールドワークに基づく画期的な社会学研究 朴元奎
現実とは異なる歴史を変えようとすること――これはいわば小説のスタイルで書かれた秀逸なサブカル評論だ 佐々木敦
「愛の絶対信者」たちの完璧な愛の物語――ギャスパー・ノエ監督『LOVE 【3D】』 睡蓮みどり
自在で、柔らかく開かれたメッセージ――著者の視線はけっして〝上から〟のものではなく、あくまでも身の丈の言葉で語っているから、読む側に率直に伝わってくる 室沢毅
安倍晋三は手強い「敵」――「秘密保護法」「安保法案」「原発」といった状況的なるものに抗していくためには、「国家」という相貌を相対化する場所からでなければならない 久保隆
次世代を育てる土壌をつくった「キノコ」――次々と繰り出されるテーマはつきない 浦雅春
論文集としては異例の読みやすさ――一般読者が小説を読む上で新しい発見につながる情報を含んでいる 栩木伸明
谷崎文学を鏡として作家としての自己を映し出す――さまざまな事象を扱った、滋味あふれる論考が収められている 千葉俊二
純文学ではあまり見かけない登場人物たち――微妙な立場に属する人間の内面にうまくスポットを当てている 石川忠司
「太平洋戦争史観」に真っ向から挑戦する力作――戦争終結過程におけるソ連の役割を再評価する 野口和彦
食料生産は文明の発達そのものである――窒素とリンは農業の二大栄養素だ 大野秀樹
日本社会の歴史と現実に対して誠実に向き合ってきた知の姿――オルタナティヴな革命思想を描いた津村喬 友常勉
在野の思想家の渾身の力作 香椎雷太
極めて俯瞰的、精緻に「上山の800年」を描出――「むら」という共同性 皆川勤
《父の欠片》を探し求めて――詩人・大木惇夫の詩空間の全貌を開示 高橋洋一
カニバリズムの内的論理を犀利に分析――インディオたちの「気まぐれさ」を、当事者自身の視点から再検討 山田仁史
最古参ボリシェヴィキのインターナショナルな革命家像――ソ連草創期の外交と文化政策を代表する人物の評伝 三輪智博








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約