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「言論の自由」がデンデラの活気をつくる――縄文ワールド、縄文イズムを描く 天願大介×田辺秋守
無力な個人を疎外する社会システムに対する懐疑的なまなざしを内に秘める――「室内」というテーマを結果的に脱構築していく 舌津智之
日本近代の重さを負わせる「ふるさと」――羽田澄子監督『遙かなるふるさと 旅順・大連』 名取弘文
迷いや割り切れなさそのものを大切にしたい――人が生きる過程を支えようとする営みは、根本では同じ 三井さよ
アメリカ陸軍の公式記録を初めて全文訳出した労作――沖縄戦から66年、日米安保体制のいまを重ねて読む 三輪智博
ハンガリーにおける窮状と危機――権威主義国家・メディア・哲学 高幣秀知
インド主義のなかで宗教の全体性を再発見した功績――読みものとしても第一級のおもしろさがある 原宏之
被爆の証言や詩の貴重な記録集が百号を迎え終刊――石川逸子の視点はヒロシマ・ナガサキからフクシマを見通す 佐川亜紀
和平には旅と自然といい人生――文章を通じて立松和平に会っているような心地にさせてくれる三冊 夫馬基彦
愛と裏切りのシチュー鍋――人々は世界を吸い込んで意味を吐き出し、意味でもって人生や歴史というキャンバスを塗り継いでゆく 小山太一
親鸞思想史の大家によって、実証主義に徹しながら親鸞伝が再考される――種々立てられている疑問などは大いに示唆にとんでいる 松尾剛次
辞書の編纂は訓詁の学であることに気づかされる――英語辞書の歴史を収録語彙の分析をもとに実証的に研究 松元浩一
資本-貨幣-欲望の生成プロセスを解く重厚な論究――脱商品化の政治経済的プログラムはいかに書き込まれうるのか 結城剛志
カントやマルクスの構想に理想の共同体を見出す――『資本論』を精緻に解読し、生産と消費を共同性の円環と捉える 久保隆
研ぎ澄まされた優しい言葉で描き出される動物たちの世界――この本の持つリズムは、母親の言葉のリズムだ 福田磨理子
普天間基地移転問題は今後も必ず浮上する――沖縄本島にある28の米軍基地を全て写真に収める 孫崎享
映画とは、驚きへの、世界への窓口――映画を見続け、その正体を知ろうとして評論や批評を読み、また映画に向き合い、その上で自分が向き合っているものが大いなる謎であることを理解しない者に、映画は語れないし、作れない。 古澤健
最良の批評的眼差しが息づいている――現在、美術史・批評を真剣に考えようとする者にとって避けては通れない著作。翻訳、訳注、訳者解説、どれも素晴らしい 林道郎
東アジアの位相からとらえる日本列島の古代時間――過去と現代を巨視的に考察する考古学の本領を示す 皆川勤
ヨーロッパ史の一つの転轍点としての「ニーチェ」――ニーチェこそ、広く社会史や文化史全般のうちに捉え返され評価し直されねば 須藤訓任








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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