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イギリス小説はますます多様な展開を見せている――ドラブルの作品に初めて接する読者にとって理解しやすい入門書 河内恵子
「成長主義」に囚われるのはもうよそう――佐伯啓思の思想の通過点 宮田徹也
従来の監視社会研究とは異なる、「ミクロな視座」からの研究――一層豊かに発展する可能性がある、極めて重要な著作 田畑暁生
今日の「子ども問題」にアプローチするために必読――極めて示唆的な案内書であるとともに、今日的な問題提起ともなっている 野上暁
ユングをめぐる「旅」――ロジカルな論述ではなく、「歌」の言葉で紡ぎ出されていく「集合的無意識」 皆川勤
男女で異なる「恋愛」模様がいかにして紡がれてしまったのか――幅広い史料を通して巧みに紐解く 桑原桃音
「横浜」と「混血」――著者の誠実さ、業の深さ、不屈の魂、ガッツに拍手を送りたい 早助よう子
寺内正毅というアジア主義の不思議な鏡像――誠実さだけは、著者が描像する六十七年という時間性からは伝わってくる 村木哲
後戻りできない時の流れ、日常のかけがえのなさ――緊迫する状況をそのままむき出しで伝えようとする迫力 大口玲子
「言葉」を通して現代(現在)を見通す――ジェンダーの問題は言葉だけに収斂していくことではないから、多様な視線から語るべきだ 黒川類
私たち自身が共同体のなかで自らをどのように編みなおすか――戦後教育研究の中で論じられることのなかった「政治」と「教育」の接点を構築する 安部貴洋
神皇正統記解釈をめぐる政治的議論の主たる対抗軸の推移を浮かび上がらせる――日本政治思想史の労作 山口道弘
施設での暮らしはなぜどのようにして「主体性」を奪うのか――世界的動向の一端を知り、関心をもち学ぶ上での道標となる書 鈴木良
「私」――一つの物語に回収できない矛盾した存在――ある種の私小説と呼ぶべき作品としての完成度をもつ 佐藤靜
グローカルな視野と複数の時間軸を備えた「日本研究」――国際日本文化研究センターとライプツィヒ大学東アジア研究所が共同開催した驚くべき国際シンポジウムの成果 芳賀浩一
登場人物たちの性格や姿は皆、魅力的――単純な魔法の物語としてだけでない、ニューベリー賞受賞作 中川素子
公営住宅を取り巻く現状と課題――住民の孤立化や孤独死の課題に踏み込む 福島忍
客観的事実を知るのに最適の解説書――教育勅語に関連する基本的資料を収載している 小股憲明
昭和元禄文化はうんざりするほどの混乱の中、次々と新しい文化を生んだ――山藤章二が感じた昭和の匂い 大野秀樹
「乳母」雇用に凝縮される諸問題――時代遅れとなりつつある過渡期に焦点をあてる 山口みどり








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『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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