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歴史的事実と乖離している「原爆神話」からの解放を目指す――「原爆神話」はいかに作り上げられ、どのような問題を孕むのか 田中利幸
ジャーナリズムの哲学――半世紀以上におよぶ記者経験と思索の書き下ろし 吉野実
大逆事件と韓国併合から「明治」を論究する高澤――教誨師・田中の手記から死刑囚の存在に肉薄する池田 亀田博
「運動」という概念こそまさに中国の近代化の歴史そのもの――メディア(言語)を(地方)大衆に近づけるべきか、その逆か 丸川哲史
田中正造の眼差しの先の憤怒を時空を超えて継承する――「人民の家を破壊するのが警察の公務か」――あの叫びが聞こえる 皆川勤
時代の指標であり、時代にその歩みを刻印した――第三エロチカと川村毅の軌跡 高橋宏幸
「死をした争い」の路線にグロテスクなひねりを加える――ラース・フォン・トリアー監督『アンチクライスト』 田辺秋守
トヨティズムと日本的経営の内実――会社学の視点から巨大企業を分析する 米田綱路
「彼岸視点」から「死」をめぐる現象を全方位で論じる――ロックを立脚点に、「西洋哲学」の臨界点に立つ 森下直貴
世界史的大転換への応答――「社会構造の外」の民衆によって行使される暴力や「残虐」を深く肯定する 酒井隆史
一回性の個の実存を大切にする能動的ロマン主義――人間の恋愛と信頼への新鮮な感情を思い出させる詩集 佐川亜紀
鮮烈で美しい、現代への警鐘――アレハンドロ・アメナーバル監督『アレクサンドリア』 大和晶
今どきのフツーの高校生が、「森の名人」の知恵と技に向き合う――柴田昌平監督『森聞き』 名取弘文
「エンハンスメント」について、正面から批判的に考察――「社会連帯の制度」についての指摘に強く共感 粥川準二
ベートーヴェンは芸術には限りがないことを知っていた――作品それ自体に本質を見出し、ベートーヴェンを再構築する大著 下山静香
縫いこまれない声はないという成熟した磁場からの声――畏怖という感情に入りきらない慄きが貫いている詩集 宋敏鎬
抗う者たちの肖像――八人の語り手が天皇制や差別の重層的構造をめぐり卓抜な日本社会論を展開 金富子
占領期における女性ジャーナリズムの動向を多角的に分析――占領期検閲の実態を知る上でも重要な研究 加藤敬子
人間に普遍的な基盤としてメランコリーを据える試み――スケールの大きな思想を鷲掴みで提示する迫力を持つ 村上靖彦
〝誇り高き〟バンカーたちの〝卑俗〟な暗闘――日本型企業社会の歪みが浮き彫りになる生臭い人間ドラマ 山田宏明








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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