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碩学が膨大な知識を駆使して語る演劇史――イギリス演劇史、書誌学、「シェイクスピア」の出現という大きな文化的事象に興味を持つ者にとって必読の文献 佐々木和貴
関東大震災後の虐殺事件で犠牲になったあなたへ――この手紙を書きながら100年なにも変わっていないのに気づきました。あなたはまだ地上を彷徨っているのですね。冥福は祈れません 金村詩恩
長年、山登りに親しんできた神父の山日誌――信の構造とは、そもそも、重苦しいものではなく、まずは、自分自身に素直になることが先決なのかもしれない 山井悟
われらの内なる「欲望」や「狂気」が照らし出される――所謂知性派をもって知られる芥川の狼狽ぶりに改めて驚く 中山弘明
宗教を通して理解する人間の脳と心――科学と宗教が協働する新たな学問の提唱 藤井修平
差別と偏見と疑心暗鬼の念がもたらした惨劇の全貌を描いた衝撃の群集劇――森達也監督『福田村事件』 増當竜也
現実と虚構のあいだで――ウクライナ侵攻1年半のスロヴァキアから 増田幸弘
彼我を隔てる「境」とは
ルポやノンフィクションでは書けない「現実」――「喪失」をモチーフに虚構の力を最大限まで拡張
八木寧子
文明の終焉という危機を回避する可能性を見出す――現代の情報環境の解説書としても、自己啓発書としても有益な一冊 大野志郎
自治体は市民に対してアカウンタビリティをどのように果たそうとしてきたのか――「劇場・音楽堂等」といった実演芸術の振興を行う公立文化施設に焦点を当て、実証的に明らかに 林勇貴
特撮界の巨匠におさまる経緯と理由――今日、なかば聖化された円谷のイメージが確立するプロセスを推測する 神谷和宏
歴史哲学としての再読から示されるシュティルナーの先駆性――論争の実相を明らかにし、新たな訳語を意欲的に提起する 松尾隆佑
なぜ公害が続くのか、公害を終わらせない社会であるからだ――公害を通して、日本社会を描く 森下直紀
メルケル政権の下でのデジタル政策におけるジェンダー平等政策の積極的な可能性を検討する――ドイツのデジタル分野でのジェンダー平等政策が日本に示唆するものをも提示 池谷壽夫
分析と象徴と包容のあるかたち――怜悧な記述によって、人間模様を描きだす 松尾真由美
認識で折りたたむ夢――「ヨブ記」のような歎願の、痛切な声がする 中尾太一
ありのままのわたしを語ることはあなたと出会うこと――インドの北東部に暮らす女性たちが、インドの中央政府と州政府との権力関係、家父長制の下での男女関係という二重の権力構造の中で「周縁」の存在とされていることがわかる 大工原彩
高校教師が生徒の批判的思考を育むための探索の書――理解重視、対話重視の考え方 道田泰司
アウシュヴィッツの逆説、背理に迫る――想像不可能性に抗して想像し続けること、見ることの不可能性に抗して見続けようとすること…… 高橋順一
右顧左眄しても生き抜いた戦争の時代の個人史――韓国の国民的作家・朴婉緒の自伝三部作の第一部と第二部の翻訳 林浩治








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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