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ヒューマニズムからパンヒューマニズムへ――19世紀のジョージア文学を読み解く 児島康宏
「自由」はどういう都市をつくりだしたのか?――住宅の分析を通じて、都市を考えようとする一冊 饗庭伸
彫刻の素晴らしさを改めて発見することができた――彫刻とは人間の本質であり、決して絶えることはあり得ない 宮田徹也
鴎外を理解するうえでも大きな助けとなる徹底解読本――鴎外初期の代表作『舞姫』を納得しながら読み進めて、理解していくことができた 村木哲
「詰め組み」の手わざとそのゆくえ――内容と形式が不即不離な本の時代に、杉浦康平と写研の協働の軌跡をたどる書 本紙編集・米田綱路
自伝という形を取った戦後思想史――著者の批評精神はいまなお健在である 中村勝己
強い者も本来は弱い者である――医療倫理、技術倫理、環境倫理をいずれも科学技術に関する倫理と捉えた上で、それらを「弱い存在」との関係において考えるユニークな試み 小林道太郎
人間中心主義の克服の裏にある、大量死と燔祭に対峙する倫理――ウェルズの書き直しからヒロシマへの最初期の応答、アヴァンギャルド詩集までをも含んだすべて初訳の作品集 岡和田晃
「どこか」を越えて――海を見つめる者の先に見えているもの 奥堀亜紀子
「犠牲」の一般化と「スピリチュアリティ」の位置――数多くの屈曲を持った大江の小説を、モチーフの変遷を追いながら一貫した視点で読み解く 宮澤隆義
杉浦デザインの発想の土壌を開示する――神戸芸術工科大学が取り組んだプロジェクトの成果 新庄孝幸
小森孝一氏の連続インタビューから見える佐原への想いと見事な都市再生――おどろくべき行動力であり、その説得力がまちを動かした 西村幸夫
文藝峰という女優の軌跡を追いながらも、朝鮮映画における「女優史」という切り口を提示――女優でもある著者らしい関心がうかがえる 門間貴志
北欧で人気を誇ったミステリー作家、最後の作品――CWAインターナショナルダガー賞を受賞 品川暁子
ホロコーストを生き延びた写真家――彼の瞳に映った人間の真の姿とは
四十年余を経てついに綴った実話に基づく短編集
森田千春
彼らが生きた軌跡とわたしたちが生きる奇跡が交差する――これまでとこれからの出会いを愛おしく思わせてくれる一冊 大工原彩
革命に宿った「死の政治文化」を追究――美学と恐怖を兼ね備えたフランス革命の何たるかを理解する上で、必読の書 山中聡
美学という学問を「我がもの」とする
「自分で感じ考えられる人」に――なすべき練習の到達点
春木有亮
今まで適切に名付けられてこなかった不正に名前を与える――社会的に状況づけられた知識の主体に関するフェミニスト認識論の議論と、徳認識論における知的徳の議論とを、独自の仕方で接続し、発展させた書 大橋一平
錬金術の発祥から近代に至るまでの推移を俯瞰し手際よくまとめる――各時代の事象と思想の流れが、錬金術と密接に結びついていることを丁寧に説き明かす 松本夏樹








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
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『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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