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言語の共同体から生まれた豊かで多様な詩を読み解く快楽――ポール・サイモンからディキンソンまで、巧みなガイドが案内するアメリカ詩の世界 原 成吉
「レーガノミクス」というシナリオを同時代に著された小説で再読する――理解しやすく提示される、八〇年代アメリカ文学の多様性や豊穣 深瀬有希子
自由闊達に語られる詩、書、そして画の魅惑――美術界が日本回帰の様相を呈する近年、出版が待望された一冊 林浩平
ランシエールの美学論を理解するための解読格子――あくまでも美学の意味を明らかにすることが目的とされる 松葉祥一
現地調査に基づいて明かされる「北の隠れた素顔」――ガイドブックというよりも、百科事典のように思える二著 金子民雄
文化論的人種主義へと姿を変えた現代の人種主義――非西欧世界の差別は人種主義の範疇外なのだろうか 早尾貴紀
フェミニズムからキェルケゴールを読み解く――今までにはなかった視点からより深い人間理解を得るための問題提起 國井哲義
文化史の上からも意義深い刊行――正義の剣士に胸の血を熱くたぎらせた少年の日。その夢、憧憬の世界が今、目の前に 志村有弘
「自己防衛的な迷宮構造」の見事な造形――複数の系を作品に持ち込む手腕と巧みさ 藤田直哉
地球科学の大学者の生涯をかけた学問的闘いの記録――秀逸な批判的精神を存分に発揮 佐々木 力
異境に向けた「郷愁」の残骸を見ようとする達観――マノエル・ド・オリヴェイラ監督『コロンブス 永遠の海』 田辺秋守
カルメル会の修道女テレーズ・マルタンと人々はどのように魂を響きあわせたか――「小さい道」の信仰は宗教者固有のものではなく、私たちの日々の生活に重なり合う 甲野糸子
追悼・井上ひさし:作品も生き方も、「人間」のかがやきそのもの――圧倒的な知的好奇心とあふれるような創作への情熱に満ちた、類なき文学者 小池 光
刑事弁護士として生きた「社会派」の実像をえがく――「自己革命」から社会的弱者の弁護活動に取り組んだ生涯 米田綱路
言語論的視座から見た中国の「近代」と「革命」――漢字圏、特に近代中国の文脈における言語情報伝達の政治性を批評する試み 趙京華
リベルテールにしてジャーナリストのパリ生活――徹底的個人主義者が回想する人間交流史
憲法特集:多重債務問題から反貧困の運動へ――憲法九条と二五条の生存権保障を両輪として位置づけ、基本的人権と永久平和主義の原理を守る 宇都宮健児
戦争を代替する経済と経済学化する戦争――平和を謳う自由主義経済学の「暴力性」とその由来 西谷 修
中国に対する「原罪」を負った二人の知識人の軌跡――現代の読者の中国に対する向き合い方をも問いかける好著 鈴木将久
弱者のユーモアに根ざした「現実」に対する破壊的な異議申し立て――一九三〇年代のヨーロッパを背景に展開する、ラブレーを思わせる滑稽冒険譚 塩塚秀一郎








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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