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一人称による深く沈潜していくような文体によって、多くの作品を提示――浮遊感とともに漂流感を抱かせる 村木哲
流行を左右するほどパワフルだったある雑誌の盛衰記――編集長が語る「Hanako」5年半の「栄光の日々」の軌跡 山田宏明
『日本霊異記』の全体像を捉えようとする思想論的研究書――「凡人」「凡夫」としての自己をテーマに 吉田真樹
ジャッロをめぐる博覧強記な〈事典〉  
個人の苦労譚にとどまらない、「辞書屋」たちの複層的な人間ドラマ 田澤耕氏インタビュー
   
自伝的物語のような詩集――望郷感や郷愁感といった思いを直載に表出するのではなく、自分や家族たちの生活という場所から、「海」という象徴的な詩語にのせて、著者自身の思念の有様を投影 植田隆
「共生社会」実現に向けて法の可能性と限界を学ぶ――特定秘密保護法成立後、一人一人が問われている状況の中で、本書を使いこなしたい 大越愛子
世界文学の光源、シュルツの研究史――ポーランド文学の翻訳と交流の記録 高取繁
「メタ・サスペンス映画」の誕生――アスガー・ファルハディ監督『ある過去の行方』 田辺秋守
ベロー作品の多層性を改めて確認させてくれる一冊――14の長・中編を丹念に論じた労作 堀邦維
教育権の確立で「四権分立」の実現を――「教育の政治からの独立」を唱えた池田会長の構想の研究 萩原信彦
もっとも中心的なマーケティングの基本「原理」を説明――日本になじみ深い事例紹介や日本的な追加的説明も行っている 嶋口充輝
染色の名人のように、鮮やかな手さばきで「色彩の極致」を取り出す――「白」や「黒」という、色彩を超越した次元での「美」を描いた『源氏物語』 島内景二
〈書くこと〉、〈読むこと〉そして〈生きること〉の関係をめぐる問い――同時代の文学をめぐる問いかけに、驚くべき繊細さで反応していたプルースト 湯沢英彦
十九世紀の物理学者にして汎神論的思想家フェヒナーの評伝――冷静な記述の端々にフェヒナーへの満腔の共感が滲み出る 福元圭太
オーストラリアの建国史を語った好著――日本にとって示唆するところが多い歴史 齋藤英里
「赤ずきん」が内包する「謎」を解き明かす――「赤ずきん」をイニシエーションの物語として読む試み 金山愛子
コミュニタリアニズムの多様な世界に見通しを与える――サンデルの言説を再構成することによって批判に答える 橋本努
病気にならなければ感じることのできなかった幸福がある








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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