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驚くほど微細なイスラーム家族法――巻末の論考も刺激的だ 黒川類
大航海時代の最高責任者の手で書かれたリアルタイムの記録――スペイン植民地史を考察するうえで豊富な素材を提供する史料 椎名浩
産業近代化を支えた鉱山開発の歴史を豊富な図版とともに解説する重厚なハンドブック――列島各地の代表的鉱山の様子はまさに壮観 新庄孝幸
クライエントが生きてきた人生と現在の生活を視野に入れた心理療法――著者の心理臨床のエッセンスが凝縮された書 青木省三
「時代への批評意識」が見えてくる――短歌に関わるすべての人にとって貴重な資料 東直子
「文学の探偵」、面目躍如――安易な「テクスト論」に警鐘を鳴らし、本源的な解読法を提示する本書は、文芸批評のありかたにも光を投げかけている 山下多恵子
ラウシェンバーグの魅力と価値――これほど刺激的な論考を読んだのは初めてかもしれない 志賀信夫
「思弁的実在論」の火付け役――動きすぎてはいけない。しかしまた、動けなすぎてもいけない 立花史
原文で約七〇万字にのぼる、台湾新文学史の決定版――文学の歴史も台湾史と同じく複雑きわまり、苦難に満ちている 澤井律之
雲南省のエコシステム、統合へのダイナミックス――移住の筋道を実証で例証してみせた貴重な労作 斯波義信
〈うつし〉(現・映・写・移・遷)と〈うつくし〉の形而上学にむけて――国学的言霊論と欧州古代触覚感性論との哲学的遭遇 稲賀繁美
イタリアの巨星、本邦初訳――ギリシア神話を語り直す 土肥秀行
「みんなでつくった農場」の四〇年の記録――本書の示唆は、「自らの力」で物事を考え、作り上げようとする人びとに有意義に違いない 西城戸誠
人間を「家畜化する」あの場所で冷徹に人間を観察――一人ひとりを人間の原型と呼びたくなるほど生彩ある筆致で描く 徐京植
「被爆二世」が語る被爆体験――ヒロシマに関心のある人なら一度は目を通すべき「労作」 岡馬重充
「自分が自分のまま、別の何かになる」ことをいかに励ますか――『ハッピーアワー』と本書は観客や読者の「はらわた」に働きかける 冨塚亮平
動物の取り扱いをめぐる難問に答え、読者自身の対応を迫る――共感によって、人間どうしだけでなく他の動物とも深くつながる可能性を指摘 伊勢俊彦
「越境する演劇人」佐野碩の軌跡を追う――編者にご苦労様といいたい 鈴木正
ラインホルトを軸に浮かび上がる一八〇〇年前後の思潮――質、量とも圧巻たる研究成果 栗原隆
ソ連軍に占領された樺太と千島列島がサハリン州に編入・形成されていく過程――植民地や戦後の引揚げなどに関心を持つ人びとにとって必読の価値ある好著 井澗裕








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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