書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



人間のいちばん密かな湿ったうす暗い部分に人間の真実が潜んでいるはず――作家たちの愛と結婚、身にあわれの沁むその末路 阿木津英
ジャマイカ系英国人の女性作家による大胆な『ハワーズ・エンド』の「現代版」――ドライなユーモアに彩られながらも愛情に溢れる語り手の声 廣田園子
書籍文化研究の「これまで」と「これから」――蔵書史料のさらなる深みを追い求めて 引野亨輔
「反ユダヤ主義的」文言を「思惟文脈に公正に則る」仕方で扱う――国際的にも未だ殆ど類例の無い先進的な試み。研究史上、不朽の価値を持つ 安部浩
人々に怒りと勇気を与え女性運動の黎明期を支えた本――女性たち自身の経験と知識から女性の身体・セクシュアリティーを語る 小林繁子
「アトラス」という主題を縦横無尽に変奏し展開――ベンヤミン的な「根源」としての「眼」をめぐる著者の思考 田中純
人間にとってスポーツとは何かを根源的に問う新しい「学」――最先端の研究にふれ、その面白さのエッセンスを味わうことができる 坂上康博
疑いなく受け入れてきた日常の輪郭を、ほんの少し揺るがせる――たゆたう「あわい」の世界を紡ぐ、四篇の幻想譚 文月悠光
丁寧な解釈に導かれた、魅力的な作家論――リルケが生きた時代から100年が経った現代においても、新たな形でのリルケ受容が続いている 松永美穂
詩的言語の通電を根底から妨げる言葉――ここには、人間の倫理の原型のようなものが語られている 神山睦美
絶えず刷新されていく動態的な「応用ドラマ」――参加(学習)するドラマ作り、ドラマを通してのワークショップ活動 黒川類
大河が抱え持つ未来社会への警鐘と難題――人と川の間に横たわるアンビバレントな関係 皆川勤
エディプスの物語に抗って――広範な知識を動員して、荒巻義雄作品の豊かな表情を輝かせる 石和義之
太宰テクストを音楽として読む――文学研究に新しい読者を誘い込んでくれそうな予感と期待に満ちた著書 関谷一郎
アウトロー女性のユニークな人生の軌跡の記録――クスリ、刑務所を経て更生を支援する人生に 山辺裕之
共産党への内在的批判と左派の活路を提示――今日でも問われ続けているアメリカの評価と「平和革命」の是非 佐藤和之
21世紀現在、数学の力を社会にどう伝えていくか――数学の内容についての「ゆったり」とした解説 高谷唯人
ひたむきで誠実な問いに寡黙な絵画が口を開く――鳥海青児の懐深く分け入る7年の記録 土方明司
人間主体の理解を根底から覆す、構造論的精神分析の端緒となる論考――ラカンの思想の根幹をなす「ローマ講演」の周到かつこなれた訳出 加藤敏
絶対級を目指す――画像に映っているすべてのものが選択されている 対談 前田英樹×小栗康平








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約