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閉塞的な状況下で様々な壁を崩していく作業のために――有名無実化している「人権」という考え方 宗近藤生
「スタニスラフスキー・システム」という物語――スタニスラフスキーが死ぬまで探索しつづけた演技論の全容 岡田素之
希望という名の、ある不思議な調和――円環的な構造を持った、求心力のある魅力的な作品群 小池昌代
「部落史研究」に鋭く反省を迫る内容――なおざりにされてきた仏教と部落問題の関係を指摘 本田 豊
さまざまな読みを誘発する『大菩薩峠』の世界に迫る――村上春樹までをも射程におくダイナミックな『大菩薩峠』研究の誕生 成田龍一
追悼・水野忠男氏:詩と詩人の存在に取り組んだ研究者の存在――マヤコフスキイとロシア・アヴァンギャルド、「私の革命」の行方を追ったロシア文学者の仕事 米田綱路
優れた方法意識で構成される東海エリア・スタディーの試み――この地域に生きる人々の姿を見つめた研究の重要性 尾西康充
現在進行形の旅人であることが今のアメリカを生きる条件なのか――十八世紀からケルアックまで、アメリカ文学に受け継がれる旅の視点 河内恵子
愛を求める主人公が身をもって知る世界の残酷さに対する己の共犯性――テロリズムという新しい意匠をこらし愛と憎悪という古典的なテーマを描く 権田建二
「セックス」に関心あるすべての人々に捧ぐ、来たるべき学術書――なんと人類学の背負う宿命は重いことか 石田 仁
亡命者佐野碩の揺れる思いが浮き彫りに――日本演劇界の自由人が「メキシコ演劇の父」に迫る 加藤哲郎
他に類を見ぬ構成で編まれた一書――神話とは一人の作家の中で醸成され生き続けていく人間の魂の物語であるのかもしれない 梶 葉子
大衆化し電脳郊外と化した今日のソーシャル・メディア――歴史を参照しながら為される、ウェブの現状への価値あるアプローチ 土橋臣吾
人間の素直な感情としての「涙」の復権に向けて――多様な文化的側面からアプローチした画期的な論考集 久保 隆
何世代かけてもやり遂げるべき加害について語るということ――センセーショナルな話題先行の俗書では決してない 木田 洋
資料に自ずから語らせる――個別研究の積み上げが体系的な研究に 春成秀爾
精力的な取材と豊富な資料・読書量に裏打ちされた入念な論稿――「スペイン渡航人物事典」としてさらに厚みと存在感を増すであろう一冊 片倉充造
「透明な書評」と「不透明な書評」――まったく対照的な二冊の書評集 宇波 彰
音を聴くという体験とは一体何なのか――岩井主税監督『KIKOE』 五所純子
公共空間の危機にどう抗うか?――弱い力によって織りなされるネットワークは拡充し、抵抗の様態はよりいっそう豊かになっている 原口 剛








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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