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極めて「現在的」なトレルチの言及――宗教と国家の問題は依然、難渋な問題だ 黒川類
まさに十五年に亘る漱石の初恋をめぐるドキュメント――新たな仮説を立てようとする冒険心と飛躍 小澤純
文学的出発期の思考の中から生み出された言葉――初期日野啓三の詳細な紹介・分析を通して、戦後初期の「批評」の感触を伝えている 佐藤泉
現代への警句も含む一九世紀博物館――様々な仕掛けが織りなす500頁 土肥秀行
シュルレアリスムは「名づけられないもの」――現在もまた、ダダは切実なテーマである 対談 巖谷國士×塚原史
日本近代にとって体操とは何だったのか?――体操の歴史を振り返りながら現在を考える手がかりを得る 松浪稔
連句の宇宙へ――個性もいいけれど 三浦衛
「もう一つのアメリカ」を探求する批判の書――ウィリアムズの念頭にはジョイスの『ユリシーズ』があった 江田孝臣
日常の中の小さな奇跡――主人公は「古き良きソ連知識人」の最後の代弁者なのかもしれない 沼野恭子
「痕跡」をたどってその生への接近を試みる――まさにレヴィナス哲学を体現する伝記 藤岡俊博
記憶喪失にあらがうファンタジー――ひとたび語り口に乗ってしまえば、驚くべき結末まで一気に読み終えてしまうはずだ 大久保譲
関係性の網の中で生きる人間の具体的なありかたを、さまざまな観点から描き出す――驚くほど多様な研究アプローチを取り込んだ学際性が本書の最大の魅力 北野浩章
「歴史の闇に埋もれて」いた女性作家たち――ルネサンスを待って、女性たちが自分たち自身の価値について堂々と主張しはじめることばにも目をみはるものがある 村松真理子
よい意味での混沌の反映――章ごとの解題や箸休めのコラム・映画紹介など工夫もこらされていて、僭越ながら敢闘賞を差し上げたい気分だ 永易至文
子供が読んでも大人が読んでも楽しめる童話――伝統的なヒロイン像に物足りなさを感じている人は、この作品にわくわくと胸が躍ることだろう 生駒夏美
やっちまいな!――ひとにいやがられてもなにかするのが慈悲の心であり、無償の行為である 栗原康
風変わりで愉しい妖精物語――近代ヨーロッパのふところに入ってゆくための小さな地図としても手軽に読める一作 加藤健司
イーハトーブの町に「アラセブ」の市議会議員――ニンビーの議会はデクノボーの闖入に紛糾の嵐 井出彰
西村書店創立100周年記念特集 西村書店代表取締役・西村正徳氏インタビュー
共生する「こころ」をいかに他に伝えるか――エッセイ風にハーンを語ることは、ハーン理解の一番の早道かも知れない 中村青史








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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