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「天地自然と人間は一体なのだ」という認識を汲み入れるべきだ――自然をめぐる時間意識へアプローチしながら、切開していく 皆川勤
増殖し続ける本との戦い――蔵書処分を通して、蔵書の意義を問いかける 荻原魚雷
サッカー・ファンを取り巻く世界の内実――文化の意味と価値の「折衝」過程を描き出す 岡田桂
液状化した世界のなかで――本書が果敢にも挑戦しているのは、想像力、あるいは「共感」という行為が持っている本来的な貧しさだ 池田雄一
和紙はどのように使われてきたか――過去の日本人の生活と紙が密着していたことを明らかにし、紙をめぐる人々の心性や観念に目を向ける 佐藤雄基
人そのものに向かい合って行動する 映画『地の塩 山室軍平』監督・東條政利氏インタビュー (聞き手・下平尾直)
あて字という現象を日本語書記史上に位置づける試み――あて字はどのように生まれ、用いられ、展開してきたかを描く 川嶋秀之
「日本会議」本を斬る!――「日本会議」は氷山の一角。右派系大衆運動は私たちの生活に迫っている 鼎談 斉藤正美×能川元一×早川タダノリ
隠蔽されてきた〈性契約〉の物語を明らかに――フェミニズム政治理論の「古典」 山田竜作
在日コリアン研究のピースを埋める――戦後「外国人=在日朝鮮人」はいかに生み出されてきたのか 佐々木てる
膨大な文献資料を丁寧に読み解き、日本の洋裁文化の興隆と消滅を描き出す――社会学と洋裁を合わせ、独自の立場でまとめられた、服飾文化研究領域での一つの大きな成果 松本由香
なぜ日本は琉球国が米仏蘭と締結した三条約を持っているのか、それが「琉球処分」を阻止する力とならなかったのはなぜか――三条約を対象とした本格的歴史研究の先駆け 後田多敦
メディアは皇族をどう伝えたか、地域社会の人々はどう受け止めたか――学際的で新しい皇族表象文化研究 後藤致人
うつろい、根付かない人びとを、戸籍制度はいかに執拗に補足しようと試みたのか――戸籍を求める人びとの、日本における秩序意識へとさらに一歩踏み込む 安岡健一
逆転と変身――未来=過去から飛んでくる声 「野戦之月」2017の秋(9月14日~18日)公演「クオキイラミの飛礫――ワタシヲスクエ!」 丸川哲史
都市に美術が介在できる――どの作品も、それこそ森の妖精のようにさまざまな現れ方をして、街にとけこんでいる 中川素子
インディペンデント映画から問い直す映画産業の現在――映画研究の地平を広げた労作 キムソンミン(金成[王へんに文])
H・G・ウェルズの作品を通してみる世紀末イギリスの諸相――〈観察〉という視点から考察 小澤正人
日本は世界の舞踏を知るべきだ――舞踏を「身振り」から分析し、「型」でない舞踏の本質と海外の理解に迫る 志賀信夫
私たちの身体の“不自然さ”を考えさせてくれる良書――文化人類学、社会学、歴史学、ジェンダー研究などの先行研究を包括的に検討 後藤吉彦








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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