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道徳教育の要としての道徳授業がない道徳学校――日本の道徳教育の根本的転換をシュタイナー学校の理念と実践から提言する 吉田武男
類書の追随を許さない――「暮らしの場」としての「郷土」と日本の関係、日本のなかの「郷土」を考える「よすが」 栗田尚弥/西川伸一
人生の黄昏時の入り口から眺める九つの情景――読者が自分を重ねられるキャラクターがきっといる 眞鍋惠子
「関係の実在論」という観点から光を当てる――新しいシモンドン像を提示 堀江郁智
徹底した偶然性と否定的な可塑性――マラブーの全著作のエッセンスが凝縮されて詰め込まれた書 高橋一行
「教育的まなざしの欠如」で哲学する――著者こそは日本のギャレス・マシューズではないか 土屋陽介
近世の民衆教化について新しい観点を提示――近世から近代にかけて知識人や為政者が明清の聖諭を活用して献身的に民衆教化に取り組んだ姿を、文献を渉猟して再現する 阿部泰記
共和主義か政治経済学か――従来手薄であったモンテスキューの経済思想に踏み込む 安武真隆
「不要不急」のものとは何か――今日の政治と科学的知見の関わりと、その危うい問題点を鋭く突く 野上暁
徹底した自然主義であると同時に徹底した懐疑主義――現にある認識実践の内部で、その実践を導いてきた方法を認識実践のあり方そのものに振り向けた結果がヒュームの懐疑であり、それこそが自然主義的な探究の帰結に他ならない 伊勢俊彦
妖精写真から百年。それはもはや見果てぬ夢――日本は今、にわかにこの妖精写真に関する書物の出版ラッシュを迎えている 下楠昌哉
日本が「鎖国」に向かう極めて重要な時代を照射――徳川政権と、昭和期の大日本帝国は一貫して繋がっていると捉えるべきだ 黒川類
文学の王道としての妖精文学を再考する――「事実」をめぐる特異点としてのコティングリー事件を立体的に問い直し、独立した小説アンソロジーとしても愉しめる一冊 岡和田晃
泰斗が描くメディア史――文学・教育・国家の背後にある技術と性差 対談 大宮勘一郎×石田雄一
歴史の闇のなかにまどろむ死者たちを目覚めさせよ――ベンヤミンの歴史哲学の根源 高橋順一
〈被写体への愛〉が溢れる〈縦切り〉のドイツ映画史――人生や映画現象が織りなす物語 山本佳樹
「教育デザイン研究」を方法論として網羅的かつ詳細にまとめあげる――異なる世代間の boundary objectとして本書が持つ役割は大きくかつ有益である 大島純 大島純
言語類型論と言語多様性の世界を世に伝える良書――話者数が多く、かつ東京外国語大学で専攻が存在する28言語が『星の王子さま』の例文を用いて解説 宮川創
現代においてデューイの思想が持つ意義に光を当てる――これまでの研究が見逃してきた、デューイの思想を読み解くための肝要な論点を、宗教論の中に見出すことで新たに提示 大賀祐樹
日本において初の本格的なオーツ研究書――自分らしさを追い求めていく女性の姿 新田よしみ








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『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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