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ガラパゴス諸島のダーウィンフィンチから生物の多様性を解明する――グラント夫妻による環境変化に応答した自然淘汰による急速な進化の実証 大野秀樹
『仁義なき戦い』の深みにはまる――ルポライターならではの足を駆使 今井照容
映像的「叙事」の権能は戦争を「異化」できたのだろうか(下)――『ディア・ハンター』と『アメリカン・スナイパー』のあいだ 宗近真一郎
職業紹介という問題から、都市下層社会の編成過程を再考する視点を開拓する――現代社会の喫緊の問題を論じる上でも有効な視点 遠城明雄
「被虐」の傷に苦しむ人たち――心の傷を抱えてしまった人たちは、どうやって生きたらいいのか 篠原雅武
ハイブリッドな工夫を凝らした啓蒙書――一瞬のきらめきを放った作品に焦点を当てる 越川芳明
高齢受刑者・出所者の社会参加の礎になる期待の一冊――従来の公式では説明できない高齢犯罪者の原因・背景を的確に論じる 菅原好秀
随所に小説的面白さをのぞかせる貴重な歴史の証言――知識としては理解している「戦争」が立体的な実在感をもって描き出される 掛野剛史
一般大衆、軍部、官僚が自発的に相互連携――多角的な視点でプロパガンダの実相を浮き彫りにする 里見脩
唯美主義のさらなる理解につながる――日英両国の芸術の関わりが双方の視座から取り上げられている 粂和沙
フィリップ・スクラントン/パトリック・フリダンソン著『経営史の再構想』(蒼天社出版)刊行に寄せて 橘川武郎、小田中直樹、鈴木俊夫、黒澤隆文
囚われのない世界への憧憬――なぜ陳舜臣は李白に共感を持ち続けたのか 稲畑耕一郎
まだ見ぬ姿の啄木像を示す――地道な、そして真摯な検証によって論を構成している 安元隆子
近世から近代の書物の出版と流通を核に、多様な動向を追究――知的好奇心の連鎖反応を引き起こす、充実した一書 木越俊介
人間の心の芯に巣くう死という虫は、想像以上に日常生活のパフォーマンスに影響する――文化的世界観と自尊心は死の恐怖を管理するのに役立つ 大野秀樹
〈憧憬〉という思考様式に着目――高山樗牛と姉崎嘲風の思想を近代日本の思想史に位置づける 林正子
言葉や思想の力を再確認すべき――ギリシャ哲学からポスト構造主義まで 大日方公男
国と文化と作家とが同時に生まれる現場を証言する、浩瀚な伝記――イデオロギーや難解な批評理論以前の、文学研究の素をあきらかにする 髙尾直知
「知識人」の切り口から内村鑑三の思想を描く――「内村を世俗社会史に明け渡す」比較思想研究 岩野祐介
すべてのチャップリンファンに、映画を愛する人に、読んでほしい一冊――チャップリンは小説家としても紛れもなく一流であった 山木洸二








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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