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国民の政治的学習とマスメディアの関係とは――メディア政治の批判的な検討にも有用な一書 竹下俊郎
掛け合いの魂に貫かれた奄美の心が伝わる――個と共同体の一体性に確かな視線 植田隆
地方の再生について語り合い「協働の場」「文化の共創」を説く――単なるオアシスではありえない、田舎暮らしの選択 矢口進也
沖縄の苦難の歴史への理解をもった労作――沖縄劇映画の初の通史と基礎データは貴重 山里将人
無意識に刷り込まれた宮崎駿ブランド――純粋な作品評価の必要性 和泉優作
論証されざる確信――必要とされるのは民衆の想像力である 上野修
フランス・フェミニズムと共和制的普遍主義のジレンマ――性の二元的差異を消去することのない平等の議論 金井淑子
文才にも富んだ作曲家の内面に触れる――不遇な時代の鬱屈から創作の神秘まで 村井翔
小説ながら、さりながら――人物にじかに触れる感じ、語り手の自然体、そして安らぎ 大浦康介
東アジアの、踏みしだかれたおびただしい死者たちの魂――野戦之月海筆子公演「ヤポニア歌仔戯 阿Q転生」 佐藤泉
日本の警察機構のグロテスクな構造を浮き彫りに――高橋玄監督『ポチの告白』 藤田五郎
根絶不可能な悪の克服をめざしたカント哲学の意味――グローバリズムの現況への多くの示唆を含んでいる 久保隆
わが国における美術史研究の白眉――間然することのないかたちで結晶化した稀有の研究書 谷川渥
両者の築いた「王国」の共通点に思いを馳せる――吟味された文献を緻密に引用し進められる論 皆川燈
血をみない運動とはどのようなものであるべきか――当代三十数人の〝不良・無頼〝ぶり 玉井五一
ロバート・バーンズ鑑賞の新たな発展――今日的視点から新しい読者に紹介しようとした野心的な書物 風呂本武敏
話し上手の民主主義と聴き上手の民主主義――格差社会を脱するために、まず私たちに求められるもの 早川誠
豊かな見聞で村の新生面を――最後の世間師・宮本常一 佐野賢治
ねじれとしての他者救済――垣間見る生のリアリティ 倉石一郎
確かな目配りのもと、「奥州平定」を描く――現代文に翻訳され、読みやすく引用された史料 加藤貞仁








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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