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書く/読む双方の往還運動――「ことばをみがく」とはいかなる行為だろうか 大和志保
ロシアをはじめとする世界のネオ・ファシズムが跋扈する背景と新たな政治の現在――世界的な東欧近現代史家がフェイクデモクラシーの正体を暴く 新庄孝幸
台湾のアイデンティティを問い直す台湾原住民女性文学――まさに苦難のなかで台湾の歴史と豊かな多民族社会を映し出し、めざすべき未来を示す書 下村作次郎
現代版共産党宣言をめざした書――まるで自暴自棄に陥ったともみえる現代の資本主義的世界を理解し、批判するための物差しを与えてくれる 衛藤幹子
悲惨な状況ゆえにかけがえのない俳句表現――時局に不都合な句は、弾圧され、当局の許す範囲でのみ掲載をゆるされる時代があった 大井恒行
届けたいという願い――読者のわたしがページをめくれば、たちまち「きみ」になる 三角みづ紀
近代日本にふさわしい国民的習俗として「つくりかえ」られた墓――多くの歴史的資料にあたり、モノ及び言説から明らかにする 中筋由紀子
同性婚論争の根底にある――賛成派と反対派の考え方の違いとは何か 池谷和子
文豪達により記述された広大な芸術知の地平――霊の親族を巡る美学者の「異貌の」西洋美術案内書 平井倫行
“人間関係の回復”の実現へ――ハンセン病患者たちは戦前期から長い期間にわたって、隔離政策をとられ、家族も含め差別と偏見のなかで生きてきた 植田隆
いまもなお新しさを失わない建築とかたちを生み出した者たちによる思考の軌跡――日本の建築史に確固たる足跡を残し、戦後に世界へと波及した日本現代建築の古層 五野井郁夫
物語には終わりはない、語れば語るほど尽きない物語が湧いてくる――一日一日を刻んでいくことで、日々の流れは、豊饒なものになっていくはずだ 久保隆
具体的な状況のなかで考えることを放棄しない、アドルノの思想の実践的側面への視野を拓く――「私の意のままにならないもの」との付き合いこそが主体を主体たらしめる 藤井俊之
三人の異色の科学者・哲学者を鍵として展開された「霊魂」の探究をめぐる思想史の力作――科学、哲学、文学が相互に影響し合う、歴史の細部を「ペダンティック」とも言える仕方で深掘りする 松田毅
西田幾多郎の生涯を極めて丹念に追った「生の表出」――我々は西田の「生」を見事に追体験できる 田中潤一
いま私たちに必要なのは「正論」だ――今後の社会をまっとうなものにしていくために必要なことが多く書かれている 関口竜平
生き急いだ人、花田清輝――論争は、戦争や闘いといった生死を賭けた抗争ではない 皆川勤
イメージとファンタジーのつながりや記憶の集中力に感心――文のあちこちに見られる行空けの効果にも、画家のセンスが感じられる 中川素子
関係性に資力を注ぐハウサの女性たちの生活戦略――各世帯のかなりプライベートな部分にまで深く切り込み、実に詳細な分析を展開する 金田知子
自決にいたるまでの三島由紀夫の心的軌跡をたどる――これからの三島研究にまちがいなく一石を投じるものとなっている 吉岡栄一








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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