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脳と意識の仕組みを提示する――私たちは鍵体験なしには生きられない 佐藤愛
飛躍を恐れぬ闊達な「推論」の妙――「立憲主義」の孤塁を維持していく様相 中山弘明
「名誉」を導きの糸に「感情の歴史」を切り拓く――歴史学と社会学の対話を前進させる実証研究 石井香江
ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)の「世界図絵」の「共時性」 翻訳は革命とかさなりあう実践でありうるのだろうか? 白石嘉治
ベルンハルトの誕生――ベルンハルトの文体はしばしば「音楽的」と評されるが、彼の芸術家としての気質は実際のところ演奏家のそれに近い 金志成
戦争と書籍収集や情報収集とがどう関わっていたのか――イギリスの図書館での長い経歴を持つ著者ならではの貴重な報告 常盤智子
歴史の連続性を強調する視点――西洋中心主義的な思考への批判が陥りがちであった西洋対非西洋、中心対周縁という図式化、「伝播モデル」への批判 岡本充弘
時空を飛び超えて影響を及ぼし合う非局所性のマジックは、SFもビックリだ――宇宙の究極の構成要素は空間的ではない 大野秀樹
作品と社会の関わりを引き出す――これからミステリーを手に取りたいという読者にとって新たな観点によるブックガイドとなりうる 横濱雄二
破滅的とも思える混乱のなかに残された希望の灯火――ウィリアム・ギャディスが二〇年越しで完成させた最高傑作 麻生享志
言葉によって自己の人生を染め替えようとする意識――なぜ歌人・齋藤史は言葉を変えたのか 吉川宏志
神も人も感動させた歌のなりたち――第六回古代歴史文化賞 決定記念 犬飼隆氏受賞記念講演 採録
「魔」の歴史的系譜をクリアに描き出す――視野の広い見取り図を示す労作 大田俊寛
歴史のなかの「個人」に光を当てる――「貿易商人王」の特異な性格 小平慧
アメリカの歴史が流れるように描かれている――有名無名含めた同時代人のいきいきした描写 木下朋子
隠された秘教的叡智を顕在化させる思想的任務の奥義書――人智学の最重要課題である真の自己認識への道が示される 井藤元
「都出考古学」のエッセンス――現代を生きる考古学者のたたずまい 新庄孝幸
「独立」と「多元性」――初の中国ドキュメンタリー映画に関する本格的な研究書 池上善彦
日本考古学において極めて稀な真っ向からの理論対決――科学としての考古学と、人文学としての考古学の議論 松本直子
抽斗のなかの俳人――言語学からシュルレアリスム、悪人正機からメルヘンまで、あらゆる知見を総動員して丁寧に西川徹郎の俳句を読み解こうとする 鈴木創士








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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