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プロレタリア文学崩壊後の、その系譜を継ぐ作家たちを探究する――思想を持たないリアリズムは権力機構の拡声器となるだけである 和田崇
現代スポーツの存在とその意味を問う――スポーツ社会学に興味をもつ人々を啓発し、さらに新たな研究領域を指し示す 大平章
芸術学事始め――宇宙を招くもの  
「逃散」の先導者、七郎太を中心に、多くの敵・味方が描出される群像劇――大規模な逃散の成功と引き換えに生起する「別れ」 植田隆
映画の価値をいかに肯定するか――アナログ、デジタルに左右されない魅惑の核心は「自動性」 三浦哲哉
日用品のうつりかわりをたどる事典  
林ふじをの多彩な性表現は、「切れ」の多様さをもって為された――死に至るまでの数年間「川柳研究」に発表された156句を初めて書籍化 浅沼璞
決定版・ハイデガー入門――壮大なハイデガーの全貌をわかりやすく伝えて、思索の足腰を鍛えてくれる 田端健人
路上の憎悪と日常の「微細な攻撃」――その二つに通底しているのは無知である 金友子
ジャンルに縛られず、体系的な学問を追究する現象数理学――知のイノベーションをおこし、文化進化速度を上げる第一歩になる書 高谷唯人
幸福な感情のフォルティシモ――生と感情の哲学者、山形賴洋の遺作 榊原達哉
ノマドとしてのイメージ、その自由と解放のために――『美術史の終焉?』から18年、新たなイメージ学の始動 松原知生
飽くなき闘いの先の世界を描く――造語「またがりビト」を鍵にして、「共生社会」への扉を開こうと提案するエッセイ風短編ルポ集 中村一成
「最後の魯迅」とでもいうべき像を鮮鋭に描出――魯迅論として際立った思想性を湛えたものとなっている 久保隆
中東で現在も進行中の「革命」と「反革命」の構造を歴史的文脈と地域的広がりのなかで解き明かす――グローバルな(経済)戦争体制に包摂された現代世界に警鐘を鳴らす 山中達也
イタリア・ミステリのブームのきっかけとなった画期的な小説――国内の都市を舞台にし、以降のイタリアのミステリ作家たちに大きく影響を与えた 橋本勝雄
アメリカ社会とポーの対峙を詳細に考察した貴重な一冊――ポーとドライサーの比較研究と〈新しい〉文学史の出現に期待する 伊藤詔子
フクシマ以前、以後といった時間性を超えた普遍視線がある――個々の詩人たちのそれぞれの思いが満ち溢れた詩集 村木哲
理の賢明、成熟、闘志、なにより知への深い信頼がここにある――実務型知性の温容と安定感は、日本「衰退」論をむしろ退けている 澤村修治
中国を巡るエッセイの集大成――司馬遼太郎の「中国論」の検証と批判 萩原信彦








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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