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シェイクスピアへの挑戦――シャイロックは、喜劇的な悪人であるか、ユダヤ人に対する偏見の犠牲者であるか 小林清衛
「手おくれの男」から五〇年、大野新の詩業――〈死〉と向き合う病床での過酷な日々が、詩人としての運命を決定づけた 井川博年
吉本隆明と柄谷行人の「世界思想」としての意味を明らかに――最終目標地の不確定な旅へと向かう思想の彷徨者としての著者の姿勢 高橋順一
討議を通じて経済学批判の現代的地平を示す――巨視的視点から、「経済」の本質を厳しく問う 橋本努
希代の作家・思想家が戦争という災厄を前にして展開する人間に関する深い洞察――レジスタンス一辺倒のフランス文学史とは一線を画す貴重な証言の宝庫 澤田直
〈我はある〉という声以前の如き声を聞き取ろうとする――存在主体の自同性の突破や、他者との交わりの創成の力に着目 竹内裕
見失っているかもしれない生の価値を求めて――人間と人間、人間と動物の本来的なきずなの意味を問う 渡辺めぐみ
新しい視点からのルカーチ再評価の試み――周辺思想家の文献や先行研究を丹念に踏まえた労作 初見基
初期マルクスに近代思想の超克を見る――『経済学・哲学草稿』の新たな哲学的読みを提示 小林昌人
語りの声が交差や拡散を繰り広げ、絡まったままの糸が張り巡らされる――「本物の真実」をとらえることの困難をつまびらかに 成田瑞穂
六ヶ所村に見る「原子力推進複合体」の姿――大規模工業開発計画から核燃料サイクル基地誘致へ 三輪智博
ヒロシマの思想を問い続けた長年の思索の集成――被爆朝鮮人の問題から出発し、核廃絶の世界化を求める 米田綱路
レポート「書物復権8社の会 新企画説明会」――人文書8社が送り出す魅力的なラインナップ
満月の夜の子猫の冒険――子どもにも届くやさしく、深いことばで、「生きること」とはどんなことかを語っている 桑原文子
ユートピアを抱きしめて――3・11以前に書かれた、「中央」と「地方」の関係を「内部植民」という観点で捉え直す書 池田雄一
心温まる笑いに富む抒情豊かなエッセイと短編――祖父母と両親から〈文学〉を継承しつつ、独自の世界を構築 志村有弘
単純な善悪に納まらない現代社会の闇――冷酷な視点で近代以降のヒューマニズムを俯瞰する 荒井曜
現場から発信された刑事司法告発の書――論争承知の大胆な提案は、いかにも気鋭の政治学者らしい 高山俊吉
大地の鼓動とアイヌの人々の呼吸が感じられる写真集――「神様」をいつも傍に感じながら生きている 鈴木義昭
媒質という視点からベンヤミンの歴史哲学の本質へと迫る――多様な思想的文脈とベンヤミンの歴史哲学との結びつきを解明 高橋順一








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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