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2018年読書アンケート(1) 鈴木一誌、東畑開人、藤原辰史、金平茂紀、森元斎、古賀徹、川村邦光、加藤一夫、石原俊、井川博年、安田敏朗、郷原宏、荒川洋治、細見和之、坂野徹、柏木博、中金聡、小倉孝誠、阿木津英、小倉英敬、天笠啓祐、四方田犬彦、小森健太朗、野上暁、塚原史、竹中佳彦、松永美穂、高橋敏夫、布野修司、石原千秋、船戸満之
「昭和」の演劇を肌で感じるためのよき史料――『明治の柩』などの戯曲で知られる劇作家、宮本研のエッセイ集 伊藤真紀
連帯と協働をとりもどす――「画一化され一元化され」ていくことだけは、否と大きな声でいうべきではないだろうか 植田隆
もう一度、全共闘の有様と行動(行為)に関して再考すべき――四四人の「語り」から、闘争の原像を浮き上がらせている 皆川勤
健康は、食事をおいしく食べ、楽しく生きるための道具に過ぎない――ヤセは健康な状態とはいえず、ちょいデブが最も長寿である 大野秀樹
日常的に経験される文化を丁寧にみつめる――読み物としても非常に楽しめる論文集 櫻田涼子
「成功物語」を作り出す源泉となるデンマークのサムフンズ(共同社会)――そこに横たわる歴史と思想を解明する 嶋内健
競輪の生い立ちから今までの七十年を多面的に描き出す――競輪に関心がある人だけでなく、関心のない人も興味深く読むことができる必読書 古林英一
当事者の語りを静かに紐解いていく――インドの今を知るための良書 川野有佳
社会人類学的な思考の意図と意義――事例の多様性を説明したうえで、それらを超えて見いだせる人類社会の普遍的な思考過程を説明する 田所聖志
アメリカ政治の泰斗、斎藤眞の学問的思索の集大成――独自の概念に依拠して体系的に構築された学問 西川賢
「自由」「民主」の理念に立脚し、保守的・民族的な主張に抵抗した胡適――中国で胡適の再評価がなされる今日、タブー脱却のための本邦初の本格的評伝 武藤秀太郎
私たちが生きているこの世界は存在しない?――多元的存在論のコンセプトを提示する 大河内泰樹
生の意味を考えさせ問いかける個性的な人物たち――日本を舞台とする味わい深い小説 土屋勝彦
「ホロコースト・ブーム」の構造的な背景と原因を究明――「ホロコースト・モデル」を用いて日本の歴史認識という難題にも踏み込む 木戸衛一
ソクラテスの最新の化身か?――〈会話〉としての教育 谷田増幸
立憲政治とは何かという根源的な問いへの糸口ともなる力作――戦争に至るアメリカ政治の過程を練達の筆で淡々と叙述 中嶋啓雄
ボウリングブームとはいったい何だったのか――その現象を構造的・社会的に分析する 後藤貴浩
戦争が旧日本軍の兵士に与えた精神的衝撃と、それを取り巻く制度的、医学的、文化的構造について多角的に論じる――元兵士の経験が、現実のものとして、戦中・戦後の日本社会にも存在していた可能性に気づかされる 佐藤雅浩
臨場感を漂わせながらジレンマを乗り越えようとする姿――戦争を避けられないか、犠牲者を少なくすることはできないかを考えることが、平和を実現する必要条件になるはずだ 鳥飼行博








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1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
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■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
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3位 もうだまされない
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