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未来は決まっていない――想像力はどこまでも、どの方向にも広がりを見せる……共通要素は「謎」、中・米現代SFアンソロジー 渡邊真里
螺旋形で歴史をつかむ動的な記憶のありよう――小説の言葉によって韓国近現代史の深い悲しみと希求とを書き続けてきた黄晳暎の自伝 佐藤泉
「ファクト」と「フィクション」の交わるところ――一八世紀的な空気を共有する二冊の邦訳 対談 高山宏×原田範行
二十世紀前半のドイツを生きた医師であり医学者であり思想家でもあった一人の知識人の精神の軌跡 梅原秀元
サハリン、チェーホフ、日本――独自の近未来世界を創りあげた作者の大胆な構想力、ときに詩的ですらあるその圧倒的な筆力 松下隆志
ウィトゲンシュタインの素顔「に」見えるもの――ウィトゲンシュタインを私たちのそばに引き寄せ、いかにテクストにアプローチすれば、ウィトゲンシュタインが自分になれなれしく語りかけてきたかを理解することができるのかについて、最大限に配慮した翻訳 槇野沙央理
我々は、余りに隣国である朝鮮を知らな過ぎる――朝鮮画の定義、特徴、発生、発達を詳細に論じていく 宮田徹也
「二一世紀のレジスタンス」のための真正なる読解 竹本研史
アイヌ文化とは、伝統とは、それを担う「当事者」とは何か――今まさにアイヌ文化をつくる「当事者」「専門家」「観(光)客」 春木晶子
AIによって世界は統一されない――同じAIでも、国によってこれほど異なる意味と意義があるのかと納得する 宮田徹也
戦後日本の住宅政策のしくみを生活者の視点から問い直す――相対的に軽視されてきた、「借家」「賃貸住宅」を焦点に 山本理奈
ディストピア的想像力の多様性――「失われた」ディストピア小説の重要性、そしてディストピア研究の奥深さ 中村麻美
コロナ禍の今、都市のこれからを考えるうえで格好の一冊――堅実な社会学的発想と方法に支えられたアーバン・スタディーズとして東京を多面的に論じ切る 阿部潔
「他者」の声を聴く――学ぶ姿勢はずっと持ち続けないといけない ミツヨ・ワダ・マルシアーノ氏インタビュー(聞き手・久保豊氏)
社会システムの運用を考えていかねばならない――科学者や科学技術者たちに任せていく時代は終わった 皆川勤
和室を俯瞰し、和室の遺伝子を解き明かすことで未来に向かっての答えを導き出す――日本人の生活文化の源流をたどり、和室のレジリエンスがどう展開していくのかを探る一冊 竹原広実
かつて存在した数多くのマリーナ的なものへの鎮魂の書――時代は現代を映す鏡であり、今のロシアと深く繋がっている 忍澤勉
毒草薬草が相交って繁茂する、果てしない野への水先案内――自我をむやみに働かせることなく、心象の変遷にひたすらに身をゆだね、古典との「一体化」を目指す 倉持長子
「はぐれもの」がフェミニズム=批評の危地を漂流する――フェミニズム=批評の原初的な危地と富岡多惠子というユニバーサルな創作者が相互的に呼応 宗近真一郎
黙阿弥作品の「地層」を掘り起こす――紛うことなき「演劇学」の手法によって黙阿弥という重要な作者に迫った本書の意義は大きい 日置貴之








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『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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