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その先に「アラブの春」を見据えた中東旅行記――著者の目線はポスト・イスラーム主義社会にあるのではないか 私市正年
自然への畏怖の念を忘れた近代自然科学を糾す――核廃物は後始末できない 最首悟
黄金期の新日鉄釜石のすばらしさ、問題点を浮き上がらせる――今のラグビーに欠けている何かが、当時のラグビーにあったのでは 上原尚子
現今世界の不正を特定し、正すための現実主義的正義論――精緻な分類的構成と豊富な事例の提示で論争の楽しみに応える 松元雅和
アガペーとエロースの対立と総合からキリスト教における愛の思想を考察――堅実な教会史の方法論に基づき、丹念に整理される愛の概念 松田央
カタストロフィを超える民衆――放射能計測運動を世界の民衆運動に接続する マニュエル・ヤン(聞き手・池上善彦)
戦時体制下の大衆映像文化の興亡――戦時下アニメ状況の「会計報告」を試みた労作 小野耕世
人間は文字通りゴミとして扱われる地点までやってきた――マッテオ・ガッローネ監督『ゴモラ』 田辺秋守
間に合わなかった本――「眼球の売人」だからこそ撮れた写真の集成 平井玄
柳田学・折口学の近代思想史に占める位置が鮮明――徹底性と戦闘性を貫いた「文学的視線」が包括されている 久保隆
追悼・北杜夫:「心の神話」を語りつづけた作家――日本文学には希なユーモアと文明批評 郷原宏
放射能汚染国家となった日本の将来を考えるうえで、重要な知見を多数含む書――生態系への影響が詳述されているのも特徴 戸田清
日本軍「慰安婦」問題、二〇年の闘い――被害女性が育んだ普遍的女性・平和・人権思想 西野瑠美子
占領期唯一の「非常事態宣言」の全体像を把握する上で貴重な著作――在日朝鮮人の民族教育を脱植民地化の歴史的構図の中に捉える 呉永鎬
ユダヤ人及びロシア革命に関する、類書のないユニークな研究書――差別と迫害の歴史を通してユダヤ人はいかに生きてきたのか 望月喜市
写真家でしかあり得ない〈生きた声〉をルポルタージュ――時代の文化状況を視野に入れ、日本の写真表現の特異性を探る 高島直之
〈近代〉と鋭く対峙し葛藤する表現者の姿――谷崎の文学変革の意識を「型」から読み解く 日高佳紀
アンドロイドを創ることで人間存在の解明を試みる――ロボット研究への工学的解説であるにとどまらぬ一書 高橋透
碧梧桐の旅――碧梧桐自身がいかにして新たなる自己を革新するか 栗田やすし
事実の重みに耐え、そこから言葉を模索し続けた詩人――詩でもあり、証言でもあり、記録でもある 野木京子








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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