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「音の論理」から「政治」的空間へ――前衛ノイズ漫談 天上の救いでも、地下の怨念でもない「地表」 竹田賢一、平井玄、中原昌也
いつの時代も、多くの若者がヴォネガットの人生観に共感してきた 対談 金原瑞人、巽 孝之
人に接することの切実さというものを気づかせてくれる書――自分だけの物語を語るのではなく、相手側の物語を聞き知ることも大事なこと 室沢毅
「現代数学は何について」取り組んでいるのかを知るための良書――数学の予想に挑戦する上で出てくる産物を対談形式で解説する 高谷唯人
「毒物の王」であるヒ素の汚染は、世界最大の環境問題――原田正純の弟分医師による海外ヒ素汚染地域の野外調査日記 大野秀樹
「飾らず、率直に」書かれた「自分史」――表紙のプライベートらしき写真をみているうち、どうしようもなく、このふたりの日々を覗いてみたくなる 茅野裕城子
作品論と都市文化論を交差させた初の評伝――二〇世紀前半期のヨーロッパ文化の精髄を読む 三輪智博
タウン誌『新宿プレイマップ』のアンソロジー――著者自身の六〇年代から七〇年代初頭にかけてのクロニクルでもある 皆川勤
HIVは人間の欲望によって支えられている―― 一体、なぜHIVは突如として世界に拡大したのか 石井光太
なぜ日本は世界一の生糸輸出国となったのか――横浜とシルクの出あいからわが国の蚕糸・絹業の栄枯盛衰を追う 井上春樹
政治と文学をめぐる歴史上の人物たちの錯綜した関係性を浮かび上がらせる――夏目漱石が伊藤博文の暗殺などに触れた全集未収録の随筆「韓満所感」が引用される 押野武志
「相互主観的妥当性」を軸にカントの「定言命法」の意味を再構成――ハーバーマスの思想の限界を指摘しつつ、批判的継承の可能性を探る 朝倉輝一
平和を求めて教員から政治家へ――戦後民主主義下のある女性の生きざま 山辺裕之
昆虫・草花・野菜・それに観察者である著者が一体に――野菜の息の音まで聞こえるような、まさにそれは聴診器代りの観察眼を持った野菜医のごとし 立石弘道
計り知れない闇の奥底――白石和彌監督『凶悪』 小滝香蓮
原発という虚妄の存在へ、憤怒をもって発する言葉たち――戦争と原発事故によって、生涯、二度までも「ふるさと」の地を追われた著者 村木哲
信じて、じっと待ち続ける「犬心」――限りある命と付き合うことは、決断を迫られることでもある 文月悠光
型破りで反時代的で正統な「批評精神」の炸裂――「自己への内省」と「他者への直面」というモティーフ 渡邉大輔
無二の芸術――初期アメリカ新聞コミックは、世界の漫画の「原点」であるか 柴田元幸
身体という「過酷な場」を逃れ去り、異在郷としての空間へ――フーコーの文章のかぎりない美しさがとくに眼をひく 檜垣立哉








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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