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常に絵画実践が言語思考を追い越してゆくスリリングな体験――深い思索と実践を積み重ねてきた画家、母袋俊也の集大成 田野倉康一
移動を通じて形成される私とは誰か――ロサンゼルスのイラン系住民の間でのフィールドワークに基づいて考えた一冊 黒田賢治
社会が人を選別するとき――「遺棄の正当性」が作り上げられていく過程を追った民族誌 奥田若菜
極めて今日的な難題への提言――身近な体罰と国家間の戦争の根源にある「暴力」という「悪しき伝統」をどう止めるか 野上暁
バラック街の生活実態から生成・消滅までの過程を詳細に跡付けつつ全体像を提示――戦後日本社会が内包しつづけた「負」の刻印にかかわる諸相を複層的・多面的に描き出す 吉村智博
「近代」を生き抜いた画家たちの軌跡をたどる――風景を眺望し、風景に接近し、風景に救済を託した 山口惠里子
縦横無尽に遠藤作品を往来する様は圧巻――「技法としての探偵小説」を新たな物差しとして分析 池田静香
イソップ寓話の世界がさらに広がっていく――ふんだんに掲載されたカラー図版を眺めているだけでも楽しい 府川源一郎
アクチュアルな課題に向き合うキリスト教の動きを知る――統治の原型としてのキリスト教。統治に叛くポテンシャルを持つキリスト教 コールさとう
2019年上半期読書アンケート(2) 野上暁、川本隆史、小倉孝誠、天笠啓祐、古賀徹、金子勝、鶴見太郎、川村邦光、郷原宏、松本卓也、高橋敏夫、竹中佳彦、鈴木一誌、船戸満之、柏木博、大野光明、長谷正人、澤田直、新城郁夫、中金聡、中村邦生、佐藤泉、細見和之、笠井潔、巽孝之、布野修司、小松美彦、崎山政毅、岡和田晃、山本圭、大澤聡、小池昌代、藤原辰史、海妻径子、倉田徹、阿木津英
ノーマルとアブノーマルの境界線上を生き抜いた内田裕也――時代の中では、いつもピエロの役を引き受けた 鈴木義昭
2019年上半期読書アンケート(1) 石原千秋、森元斎、石原俊、四方田犬彦、安田敏朗、東畑開人、小森健太朗、坂野徹、川崎浹、飯城勇三、松永美穂、吉川浩満、荒川洋治、井川博年、塚原史、天野知香、小倉英敬、中村隆之、金平茂紀、加藤一夫
文学研究とケア理論の交差は「役に立つ」か――多様な人間関係と価値観の構想を探る論集 泉谷瞬
ホフマンスタールの日本文化への深い共感――『エレクトラ』をめぐる広大な研究域は依然として存在している 井戸田総一郎
あらゆる存在にひとしく注がれる柔らかな視線――静かだが確かなメッセージ性を持つ短編集 立原透耶
ひとりの人間として相手を大切に思う姿勢――介護施設であれ、病院であれ、そこに集まる人たちに上下関係といった目に見える懸隔があるのではなく、対等な関係があることを忘れてはならない 宗近藤生
哲学者・ポストモダン小説家の軽妙洒脱な「肉声」を聞く――著者の新たな側面を伝えるものとして、十分に評価できる一書 篠原資明
「ラディカルな民主主義者」が憲法を作る過程――高野岩三郎とウンベルト・テッラチーニを中心に描く 高橋利安
イタリアから日本に直接届けられた思想の見取り図――イタリアの思想家たちが、生政治についてのフーコーの欠落部をいかに創造的に埋めていったか 土肥秀行
読者の「いま」と「ここ」に現出する語り手の心――実に稀有な経験を本書の読者はするだろう 奥瀬陽平








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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