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無関心から差別がはじまる――ひとりの医師が生涯をかけて取り組んだ病を通じ、日本という国の歩んできた一世紀が思い浮かぶ不思議な本 増田幸弘
優れたリーダーは一〇万人に一人もいない――大きな決断を迫られたとき、最終的な判断は翌日まで待つ 大野秀樹
家族とはなにか、生きていくこととはなにか――「居住」という位相における貧困 宗近藤生
七〇年代キッズ必読!――「オカルトの巨人」の実像を描く評伝 初見健一
「国家の長い影」の考察とミクロな視点からの社会構造史――二〇世紀のオーストリア史を多角的に描いた渾身の一冊 水野博子
コミュニケーションのためのものではない言葉と「共に生き始めるもの」――ありうべき詩と同じだけの強度で、その詩法を緻密に考える、継続中の思索 本郷均
日本の近代(化)を翻訳の問題から再考する――言葉を無自覚に使用している我々自身の言葉への意識を喚起する、刺激にあふれた著作 伊藤真実子
近世のフランス宮廷とオーストリア=ハプスブルク宮廷を比較――近世ヨーロッパの宮廷に関する知識を見事にまとめる 内海博文
「国民精神」の形成と身体化の過程を複合的、多角的に検討し論証――一筋縄では理解できない、浸透の「仕掛け」 小野雅章
「教育」ではなく、「教えること」を論じる――哲学的な教育論であるが読みやすい一書 吉岡栄一
災害と教育をめぐる考察の深化と問題提起――厄災にかかわるさまざまな次元の領域を横断し連結する 朝岡幸彦
異なる可能性が重層的に並存する、根本的に非同一的な生のあり方の探究――現にそうであるものは、潜在的な変化に満ちた不断の揺れ動きの中に生成している 藤井真一
「モノ」としての写真の魅力――「古典技法」がどのように成立し、どんな風に製作され、どういう特徴を備えているのか 飯沢耕太郎
咀嚼された「あの日」――震災で起こった出来事を、純粋な悲哀として描いてはいない 藤井義允
「熟慮」と「平等」の議論とその展開を切り開く――政治教育のための哲学を考える論点と展望を示す 藤井千春
穏当なラディカル――リバタリアニズムを問い直した上にかき回す、真の意味で論争的な書 吉永圭
口絵研究の土台を築く貴重な学術的行為――朝日智雄氏の膨大なコレクションの全貌を収録 日野原健司
地元への還元と学界への寄与――他の追随をゆるさない研究論文集 深谷克己
自らの信念を持って生き切った牧口常三郎――教育とは何かということを真摯に問い続けた 村木哲
民衆的なポピュリズムと「新しいアナキズム」との交錯――現状認識の先に未来を浮かび上がらせようとする政治学 大井赤亥








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『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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