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セリーヌは挑発する――個人を蹂躙し非‐人間化していく戦争と虐殺の暴力性を強調する『戦争』 対談 森澤友一朗×岡和田晃
こんな国でごめんなさい――外国人差別という障害をサバイブする韓国人の成長譚であり、フェミニズムと支配に対して言葉を持ち、闘い、自立する女性の物語 紫藤春香
個々人の人格への「平等な配慮と尊重」という原理を擁護する――「リベラリズム」の議論の内実を再度、歴史的背景も含めて確認し、争点なども含めて紹介し検討 堀田義太郎
移民とマジョリティ社会の関係性を浮き彫りにする、優れた洞察の書――「移民ルーツの子どもを支える」という営みの等身大の姿を伝える 髙谷幸
「新しい女」たちの自己表現に着目――『女の世界』という魅力的な女性雑誌の全貌を語りつつ、大正という時代がいかなる時代であったか、その明暗を描く 竹内栄美子
中継機としてのテレビアニメ――メディア論に限られない様々な傾向を方向づけるエネルギーの発生源を探り出す 増田展大
「かもしれない運転」のすすめ――公正な社会のために 加藤隆文
絶対的内在のアナキズム――アガンベンにおける無為は積極的な役割を担う 長島皓平
「相談援助」の起源を探り、「精神衛生相談」の日本における成立過程を明らかに――収容や入院といった系譜でない精神医療史の基礎の一角を築く書 後藤基行
討議と倫理の教育実践を哲学する――討議を教育倫理研究の視点から読み解く 藤井佳世
恒藤恭の民族認識の生成・展開過程を描き出す――「世界民」思想や平和主義との関係を基軸に検討した労作 角田猛之
自然主義文学の社会学的研究――小説の読者および作者としての地方小学校教員たちの姿を活写する 小堀洋平
「学校制度の限界理論」を提示――現代ドイツの学校制度改革を例証しようという挑戦 榊原禎宏
個人史から地域史、そして世界史へ――「クジラのまち」太地の歴史と現在を知るための格好の入門書 浜口尚
〈一九七二年〉以後の五〇年を直視――沖縄をめぐって何が起きてきたのかを考える手掛かりとなる書 櫻澤誠
言葉になる音楽――日本でもすでに音楽論の定番となった本書が新装版として刊行 相馬巧
四つの大きな「ヒゲ運動」に光を当てる――一般読者の興味関心にも応える、比較的平易で読みやすい男性史の書 石井香江
現実社会への対処と日本哲学という問題に切り込む画期的な研究書――政治哲学という観点から西田幾多郎や田邊元の哲学を分析 水野友晴
母親が持つ人間関係の実態と役割を明らかに――母親のネットワークを「競争」「共生」「孤立」に分類して整理 米田佑
文学の文学による自己産出としての「文学的絶対」
途轍もない本が出たものだ――ロマン主義思想の新たな拡がりを知ることのできる、エポックメイキングな一冊
高橋優








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『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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