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この物語に結末はあるのか――このままでは、日本人は猿になるよ 鈴木義昭
戯言としての戯曲――善悪の彼岸に佇立し、戯言を喚く者は人を震撼させる 大岡淳
デネット本人によるデネット入門――デネットの著作を読む楽しみのひとつは、たとえるならデネットという哲学者が奏でる独特の自作曲を耳で聴く体験にある 植原亮
釜ヶ崎での宗教活動と社会・福祉の複雑な関係――描かれる事例の細部に、本書の魅力がある 渡邊太
黒人文学を徹底的に読み直そうという試み――黒人文学史を再考し、その作業にともなう文学批評理論を跡づけ、最後に表現形式そのものに分け入る 飯野友幸
活ける知の収蔵庫――自在の思想家にして文化理論家・エイゼンシテイン、稀有の知的巨人への関心を掻きたてる書 四方田犬彦
自己を「書き換える」必要性が見えてくる二冊――椹木はこれまで自らが描いてきた美術の歴史を、これからの自分が「書き換えて」「外に開いていく」ことを実践している 宮田徹也
世論を強力に動かしうる啓蒙書――教育という「善きもの」は「善き」がゆえに歯止めがかからず、暴走していく 内藤朝雄
首狩を研究する意義とは――台湾の先住民文化などを事例に、民族宗教学の手法にしたがって、狩猟採集民や農耕民の生業との関係や世界観に注目しながら、首狩という人間の行為を分析 松岡格
日本人としてアフリカの民族紛争を理解できるか――紛争の個人史に対する反応を突きとめるリトマス試験紙のような書 鍋島孝子
特集 「戦争法案」に反対する 想田和弘、佐藤泉、大野光明
「負の遺産」を継承する 対談 小松健一×新藤健一
世俗化した多元主義の社会が守り抜くべき価値とは――人倫と倫理を問う次元で、肥沃な議論の進め方を提案する 品川哲彦
震災復興の手掛かりになる社会基盤形成の思想や方法論――今和次郎のまなざしを現代にどう受け継ぐべきかを解き明かす 長山洋子
類書のない、ベルギー理解にとって必読の書――大切なベルギー情報を教えてくれる 立石弘道
彼は女優だ――フランソワ・オゾン監督『彼は秘密の女ともだち』 睡蓮みどり
わたしたちが希望を託せる医師像や医療世界像がここにある――「胃ろうの光と影」というモチーフを起点に、医療の世界へ様々な問題提起をしてきた証しの書 宗近藤生
過ぎ去りし〈官僚たちの夏〉への哀歌――来るべき春を迎えるための政治原論 大久保健晴
現代エジプト女性の間で消費されるファトワー――書面では知ることができない微細な文脈を観察 辻上奈美江
左翼党を知るための好著――新自由主義への対抗政党の真の姿 高田広行








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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