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日本人と韓国人は歴史的関係をどこまで修復できるか――映画を媒体として相互理解を模索する「円卓シネマ」の貴重な試み 福井譲
その比類なき音楽を生み出したのはいったいどんな人物なのか――現在までに蓄積された膨大な資料を背景に、モーツァルトの「生」と「死」の諸相を再考する 下山静香
二〇世紀後半期の時代精神を表徴する、脱領域的モラリストの批評活動――三〇年にわたる「ニューヨーカー」寄稿エッセイを集成 米田綱路
半ば日陰にあった小説たちに光を当てる――SF及び奇想小説、古書への愛がひしひしと伝わってくる 北原尚彦
現代の知的課題を活写する真正の哲学入門書――概説すべき確固とした通説が存在しないような領域を対象に 吉川浩満
身体と禁忌の二項対立をめぐる、蛮勇と解決――内藤瑛亮監督『先生を流産させる会』 阿部嘉昭
親鸞が切開した浄土理念の通路へとさらに誘われていく――「久遠」という概念に、自分なりの思いを持っていかに接近しうるか 久保隆
古代から「まつろわぬ人々」が棲む熊野の坂上田村麻呂伝説の謎を解く――記者魂の行動力、スピーディさとバイタリティが結実 三石学
「ハードボイルド」とは何か――ダシール・ハメットの名作『マルタの鷹』を読み解く:対談 小鷹信光×諏訪部浩一 アメリカのハードボイルド小説をめぐって 小鷹信光×諏訪部浩一
エコロジスト知事の軌跡――琵琶湖を〝沈黙の湖〟にしないために「卒原発」を唱える 栁川喜郎
客観的かつイローニッシュな俳諧精神の自由さ――話し言葉と書き言葉の絶妙なバランス感覚が 浅沼璞
ある意味で「3・11」の事態を「予言」していた反原発の研究者たち――科学技術の研究開発に携わる人々に「研究者の原点」を再考することを要請する 山辺裕之
逸脱者の創られ方――諸集団が規則をつくり、執行し、逸脱を処罰するという過程がはらむ諸問題を挑発的に浮き彫りにする 原宏之
断片の作家、タブッキ――まぼろしや白昼夢からなる世界を描く幻想的で曖昧な小説家は、鋭い批判精神を備えた知識人でもあった 橋本勝雄
熱い家元たちがいなければ、美しい芸能が消えていく――柔らかな感受性こそ、伝統芸能の豊饒さを後世に伝えるエネルギー 甲野糸子
『源氏物語』のテクストのダイナミズムを丸ごと把捉することの必要性を訴える――源氏研究実践の参照点として、何度も読み返される書となるだろう 安藤徹
言葉の「あいだ」をつなぐ――瓦礫の中のレンガのような一冊:鼎談 大竹昭子×佐々木幹郎×堀江敏幸 大竹昭子、佐々木幹郎、堀江敏幸
「監視スタディーズ」は、世界を理解するための新しい方法を教えてくれる――セキュリティは、「私たち」ではないと定義された「他者」のセキュリティを前提条件としている:D・ライアン氏講演会採録 デイヴィッド・ライアン(小笠原みどり通訳)
戦争と平和を問う永原女性史論の集大成――地域や生活の中の女性の歴史から近現代の移り変わりを照射 金子幸子
アフガン現代史を正しく理解するために不可欠の一書――軍閥とタリバン、米軍占領体制の中でアフガン人は自立をめざす 横田三郎








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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