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占領史研究に新風を吹き込む題際的(インター・セマティック)な書――東京裁判と戦争責任論、原爆、GHQによる情報教育政策など、これまで別々に論じられていた事柄を一つの地平上で結び付けることに成功している 土屋由香
「合理性」を焦点に多彩な議論を展開――私が私であるとは、すなわち私が合理的であることなのか 竹山重光
1930年代前半のアメリカ社会の動向との相関から社会科カリキュラムをどのように作成したか――将来の民主主義社会の構成員育成に向けた、カリキュラムの理念と視座を読む 藤井千春
異化は、俳優、演出家、そして観客に託されている――社会的類型の人物たちを使い、そこに奇異なるものを見出す 松原俊太郎
声のことば、たましいのことば――情況的言語を駆使しなくても、困苦的情況を切開していく力 村木哲
明治25年の選挙干渉をめぐる見解の対立に決着をつける――帝国憲法下における選挙干渉研究に関する重要文献 村上一博
「地域学」の閉域を超えた、「関西」の持つ多義性――大阪に見られる「泥臭さ」から、神戸のモダニズムまで 中山弘明
身体を起点として空間を思考――身体とは何か、空間とは何かを深く考えることは、建築的な思考の可能性をとり戻すことを意味するはずだ 五十嵐太郎
「全体性」への膨大な努力――学術研究としての「高橋和巳研究」の真の始まり 渡邊史郎
公教育の構造転換は起こせる!――教育は市民社会のルールが最も厳格に適用されなければならないものだ 対談 内田良×苫野一徳
遺作を通して続く社会学的な対話――「レトロトピア」の存在理由を冷徹に分析 奥井智之
文学的想像力が世界をつくる――沖縄を生きるために 大野光明
断片の詩にウロボロスの蛇を見る――四十年に及ぶ研究の集成 鈴村和成
日本社会学史のスリリングな読み直し――「家」を通して人々の共同性のあり方を構想しようとした碩学たちの思索を再検討し、彼らの学説を今日の家族研究に架橋させる 本多真隆
セレンディピティのアーキテクチャをいかにデザインするのか――自由と民主政の未来 松尾陽
古来もっとも多く読み継がれてきた『法華経』注釈書の現代語訳――訓読訳よりもはるかに理解しやすいものとなることを期待したい 菅野博史
日本人は中国を理解できるのか、日本と中国はわかりあえるのか――「小日本主義」の石橋湛山、それと対照をなす「支那通」の内藤湖南ら、中国を見る「日本人のまなざし」を読み解く 高埜健
言語の地平を人間の最果てにまで広げる――パシェの思考の息吹を伝える達意の日本語に翻訳されたことはたいへん喜ばしい 安原伸一朗
[特集 出版人の証言]
出版人の精神のありか――何のために生きるのか、何をなすべきかを野にあって愚直に問うた理念と実践の軌跡
米田綱路
[特集 出版人の証言]
出版とは何かを問い続けた雑誌が消えるまえに
出版ニュース社代表・清田義昭氏インタビュー








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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