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他者の痛みを感受することは、詩作の母胎である無意識を動かすこと――魂のダイバーが捉えた深海の真珠の輝きは、世界の痛みから放たれる命の声だ 河津聖恵
待望の国学入門書――日本史上において国学が果たした役割に迫る 増田友哉
理不尽な支配や暴力や抑圧に抗いつつたどってきた創造的な軌跡――学生や一般の方々に向けた入門書として、重視したのは読みやすさだ 小椋彩
憎悪や敵意を超えて、どんな他者とでもわれわれは連帯できるのか?――心優しく、強靭で、そしてなによりとてつもなく誠実な思考 大澤真幸
〈きょうだい〉たちの生活戦術を分析――既存の秩序には収まらなかった寄留民の人類学研究 武井基晃
世界中で伝承された迷宮・迷路の探求をテーマに――迷宮・迷路の研究が学問として確立される過程を遡行できる書 森貴史
本を読んで、生き返る――サローヤン、ミラー、アポリネール……作家論であり、思索のノート 管啓次郎
堂々と語る必要がないけれども、共有することで分かち合える「何か」――現代若者の「恋愛のカタチ」 相原征代
ラスキン会議を中心に据え、ラスキン・カレッジ、ヒストリー・ワークショップとの関係を跡付ける――「下からの歴史」観を独自のメソッドを通して発信していくヒストリー・ワークショップの原点 横山千晶
現代日本の結婚や家族を描くアメリカの人類学者のエスノグラフィー――家族と親密性を論理的に切り離したうえで、両者の関係に目をむけようとする 松木洋人
創造者たちの「人格」の発見――集成されたインタビューの内容の驚くべきみずみずしさ 野崎歓
アニメにおける「リアリズム」がどのように創出されるのか――海外の研究者によって書かれたことに大きな意味がある 田中琢三
自己をつねに更新していく「他者のアトリエ」――対象のディテールがじつによく映っている 高島直之
現代詩の先駆、左川ちか――全集の刊行によって新たな読解、魅力を引き出している 対談 島田龍×奥間埜乃
米国施政権下の沖縄史を知り、国家を再検討するために――あの時代の沖縄を、単純に、米国支配によって国民国家から切り離された存在、と把握するだけの議論と、この本は一線を画している 岩垣真人
歴史学の方法によって音楽家を描こうとした一冊――江文也をナショナリズムのバイアスから解き放って自由に鑑賞し、評価できる日の訪れを待ち望む 三好章
自画像の脱構築、詩のポストモダン的実践――問題作の問題作たるゆえん 野村喜和夫
大学のゼミナール教育の姿に迫る――ゼミナールの教育的課題とその解決への道筋を示す 山田嘉徳
古ルーシは現代に問いかける――1万7000を超える極彩色の絵とそれを説明する年代記テクストが含まれる、ロシア史を考える上で重要な史料 豊川浩一
「物語史」を体系的に読み解く――国文学から戦争まで、現代の状況をも射程に収めた大著 対談 宗近真一郎×藤井貞和








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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