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誰も気づかなかった異人さんの偉人に光を当てた――平岡正明という人は、快楽亭ブラック以上に困る 塚越 孝
変容を強いられつつある母娘関係に貴重な一石を投じる――産む性を負わされた存在同士であるという関係の固有性 皆川 燈
オーディエンスの能動性は何処へ?――「メディアと性差別」の流れを背景にした議論 斉藤正美
新たに脈動する京都学――永遠の京都の魅力が色鮮やかに胸を突く血の通った人文学的考証の数々 太田代志朗
革命の創世記――蜷川幸雄演出『The Coast of Utopia――ユートピアの岸へ』 高橋宏幸
日米安保密約問題の今日改めて読み直すべき労作――日米安保改定から半世紀、記念碑的著作集をひもとく Y
形にならないものを形象化していく試みの結晶――「まだ何処にも開けていない世界」を開くため 稲葉真弓
『東京南部サークル雑誌集成』『総合文化』復刻版刊行 編集部
「未完の青年作家」平林彪吾の姿が綿密な取材と忍耐強い資料調査から描き出される――まっすぐに貫かれた筆が生み出す、奥行のある見事な歴史物語 曾根博義
苦悩を書き綴った古典世界の女たちは聖なる女神たちの末裔であったのか――時代区分やジャンルにとらわれない著者の自在な論点が、文学的想念を刺戟する 高橋文二
マラルメの最重要の作品が学問的に厳密な訳書として出版――フランス語の原語を尊重した禁欲的な姿勢を貫く 加藤弘一
絶対抒情――バラバラで多様な世界をバラバラで多様なままに遠くまで見通し、モノゴトの本質と真正面から切り結ぶ川口晴美の世界 田野倉康一
まだ知られていない日英関係の「負の歴史」――著者は、どのように「反日」「嫌日」から「和解」の領域に達したか 川成 洋
「見えない」謎と都市が誘う十八世紀スペインへの美術紀行――遅々とした主人公の足取りは、あえて本を閉じる禁欲的な読書の楽しみを教えてくれる 佐々木美和
〝新宿鮫\"と呼ばれる弁護士の警世のメッセージ――戦後教育世代が、靖国イデオロギーと加害責任を問い返す 別所興一
本物のテロリストは誰なのか?――米国政府への捨て身の抗議文であると同時に、マスコミに対する激しい告発状でもある書 木村 朗
「自分が全く知らない世界のことを書く」時期がきた――作家として大きな転機になる2009年:柳美里氏インタビュー『オンエア』(上・下、講談社)をめぐって 柳美里
心のあり方を求めた人々に見る、現代の「侍」の精神――ゲバラらによるゲリラ活動の準備期からの詳細も明らかに 小倉英敬
太宰は時代情況を意識し、時代と拮抗し、独特の距離感を醸成しえた――太宰作品の新たな世界を切り開こうとする、白眉をなす論考が並ぶ 久保 隆
近代日本の言論形成を言論自由の歴史として跡づける――操觚者たちのパブリック・オピニオンに向けた実践の数々 米田綱路








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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