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生きることへの貪欲さ――「暗い」「重い」という中国現代文学にまとわりついているイメージを大いに払拭させてくれる小気味いい作品 立松昇一
マルクスに基づき国家の支配階級である官僚の特徴を明らかにする――官僚に対抗するために、社会に根を持った民主政治をいかに構築するか 山口二郎
満州建国大学の真の理念は北東アジアのあちこちに生きている――日、中、韓、露、蒙、台湾の建大出身者を訪ね、現在の日本人として取材 河田宏
女をとりまく状況は変わったか――女たちが男性中心社会の「常識」を問い直し、闘っていく姿が目の前に浮かぶかのような記録 中谷いずみ
反資本主義運動の批判理論としての経済学批判――資本とエコロジーに関するマルクス主義理論のために 隅田聡一郎
小説のはじまりに向かって――2015年に刊行された円城作品4冊を結びつける役割を果たす「私小説」 渡邊利道
岩内方言の形成と変遷を追う――アンケート調査、聞き取り調査、談話採録を基にして、語彙と談話で構成された辞典 見野久幸
アヴァンギャルドの行方――ダダ百年、アンドレ・ブルトン没後五〇年に 塚原史
被害を過小評価する犯罪性を究明したドキュメンタリー――その内容は3・11から5年を生きる私たちに向けられている 三輪智博
哲学史研究を通じて哲学をする、手本ともいえる第一級の哲学書――レヴィナスの後期思想の緻密な読解 馬場智一
日本タイ学術交流セミナーの思い出 岩本由輝、肥前榮一、野崎明
平和学の根源的な視点から地球市民社会のあり方を提示――軍事優先社会に対抗する平和構築の可能性に光を当てる 師井勇一
現代文明批判と、新時代の運動論の模索へ――「民主主義って何だ!?」という問いかけが耳から離れない時代に生きる、ことばに携わる者ならば、本書から多くの思索のヒントを得ることができる 島村輝
佐藤春夫の「根も葉もある嘘八百」の世界へ誘う――豊富な文献資料と豪勢な執筆陣を擁した入門書 下村作次郎
「伏字的死角」に目を凝らす――底流しているのは、国家と天皇制が上演されていくありさま 小平麻衣子
「自由の使い方」を香港に学ぶ 倉田徹氏インタビュー
自然災害と科学技術による人災をどのように考えればよいのか?――人間の営為とその運命についての哲学的・倫理学的考察 寄川条路
天安門広場は歴史を創り出し、忘却を拒絶する――天安門広場の象徴性と変遷をあますところなく解説 及川淳子
混乱や暴力を主たる考察対象にすえ、そこに中国の労働運動の本質を探る――本書が今後、中国の労働運動史のスタンダードとなることは間違いない 高嶋航
独創的観点からドゥルーズ哲学の全体像を描き出す快著――ラプジャードの独創的観点は極めて刺激的 原一樹








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『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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