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出会った本の著者たちへの追悼、思いを綴る文章群――「ていねいに生きて行く」ことを考える切実さ 皆川勤
帝国と連邦という二つの理念に対するバランスの良い目配り――神聖ローマ帝国を切り口とする叙述を試みた書 渋谷聡
「時間」と「人のつながり」のなかで生き続けていく――どのような病気であっても本人の向きあい方によって、通路というものは開かれていくものだ 黒川類
詩が孕む時空の大きな広がり――しんしんと胸にしみる詩論であり人物論の書 姜信子
木下晋の仕事は現代美術者そのものだ――優れたアーティストは同時に優れた批評者である 宮田徹也
等身大の農村社会の姿を浮き彫りにする――著者の二十年以上にわたる中国農村研究の集大成 山田七絵
愛しくて、哀しい生物たち――吉村萬壱は、実は無類の人間好きなのではないだろうか 八木寧子
絶えず豊饒な物語が生起――「お菓子」を「関係性」のメタファーとしてとらえることができる 室沢毅
呪いの解放――生命の言葉を聴く 睡蓮みどり
敗者を切り捨てて成長した近代以降の日本の歪みが明快に描かれている――東京オリンピック開催を前に、今一度東日本大震災を記憶し直す必要がある 嶋田直哉
これを読めば誰だってルーシュをもっと見たくなる――本邦初のジャン・ルーシュ研究書 須藤健太郎
名編集者の渾身の力作――誕生から死まで、その生涯が全十章に区分されながら立体的に再構成 谷川渥
恐ろしくもチャーミングな蝋人形館・マリーの物語――本書の一ページ目を開くのに、予備知識は一切要らない 石川美南
夏目漱石研究の重要な証拠となるが故に特別な「お宝」――資料の助けを得た実証的な考察により、漱石、及びその作品の理解が従来のものと変わってくることは多分にあり得る 古山和男
傑出してユニークな人物・斎藤雷太郎を克明に追う――東日本大震災以降の日本の状況と、『土曜日』が刊行された当時との類似性 野上暁
にぎやかな闇――メキシコ生まれの新しい点字絵本から見えてくる「黒」の美しさ 寺村摩耶子
「意図せざる近接性と選んだわけではない共生」という発想を提示――「非ユダヤ人との共生をめぐるユダヤ的価値観」を探る 渡名喜庸哲
徹底して差異と多様性にこだわる――人種主義との闘いが諸文化の独自性を破壊する「世界文明に人類を引きずり込む」ことに加担していると指摘し、「人類共通の価値」としての平等や人道主義に辛辣な視線を向ける 石田智恵
道標を打ち込むサルトル――サルトル倫理学のありえたであろう全貌に迫る 増田靖彦
膨大な資料を駆使して二十世紀アメリカのニーチェ受容を網羅する アメリカ研究者はもとより二十世紀関係者にとって必携の事典 山田由美子








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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