書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



中国の北方の片隅に展開する物語――果たしてこんな村が実在したのかという思いにかられる 立松昇一
監視統制社会に至るテロ等準備罪の内実――拡大解釈の危険性に警鐘を鳴らす緊急出版 新庄孝幸
マルクス派の本格的な現代社会論――わかりやすい言葉で語る、水で薄めない入門書 中村勝己
「他者」は「自己」の反照か鏡像のように在る――レヴィナス、親鸞、宇野弘蔵の思想表現を横断させる試み 久保隆
厳しいスアレス評価だが、裨益するところ大――内閣による様々な改革や民主的な1978年憲法の制定に至るまで 川成洋
グローバル大企業を相手に私たちは闘えるか――ダニス・タノヴィッチ監督『汚れたミルク――あるセールスマンの告発』 名取弘文
とてつもない力を備えた小説――すぐれた小説には、現実を現実よりもリアルに描きだす力がある 新井健一郎
さわる・つかむ・えがく・つくる――子供の世界の追体験から教育を再考する 稲賀繁美
書かれていること以上に書かれていないことを読む――元外務官僚が回想する「組織としての記憶」 河辺一郎
イギリス「農学」の形成と展開――経験的「知」の制度化の歴史を解明する 道重一郎
「真実」、「歴史」や時代から距離を置いて見えてくるもの――中国“先鋒派”の代表的作家を日本で初めて横断的に扱った専著 桑島道夫
脱構築の政治性そのものを問う――歓待に貫かれた新たな自由の領域を作り出すための手がかり 上尾真道
まだまだ“絶望”するのは早い――学生たちが辻又集落の住民たちとの交流を通して得た経験を未知の共同体の有様へと繋げて欲しい 皆川勤
翻訳不可能な詩を訳すまで――各詩の読解のための易しい解説をつけてくれている 久野量一
ラディカルに見えながらも当たり前の言葉を語らせる――“ふたり”の物語との再会に喜びながら読み通した 山井悟
手塚治虫にとってアニメーションは諸刃の剣だった――大人漫画でも天才ぶりを発揮した 大野秀樹
まとまった内容を持った初めての評伝――花祭をはじめ、日本各地を歩きまわって民間伝承の採集をおこなった、早川孝太郎の人物像をえがく 佐々木重洋
五〇年の歴史を踏まえながら、現在形として叙述――アメリカの状況は日本に比べてはるかに活発だ 大久保賢一
文学という自己実現の原点――金や名誉を求めるでもなく、自然体で生きながらえている同人誌の内情を語る 金子勝昭
今、甦る河合栄治郎 川西重忠、松井慎一郎、浦野光人








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約