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故郷に戻った帰還兵をめぐる物語にも深い悲しみがある――21世紀の新しい戦争の現実と平和を実現する方策を知るために 木村 朗
公園都市で黒いかたまりをつくること――「ヒロシマ」が「非‐世界」という経験であることを思い至らせる 行友太郎
写真に接近して自らの思想を展開する実験の場――ロラン・バルトの『明るい部屋』との接点と差異 荒金直人
クメール・ルージュを冷静に内から分析し、そのイデオロギー犯罪を告発――家族や親族を失いながら生き延びた元カンボジア官僚による画期的な記録 室沢 毅
夢に誘い、夢を広げる、夢のような本――解体され脱構築される漫画。漂流し帰って来ない漫画 鈴木義昭
人間中心の文学史を――文学は、「理性的に割り切れない」瞬間で読者を魅了する 渡辺利雄・諏訪部浩一
ヒビ割れたガラスの謎――アートを匿名の生活のレヴェルに保とうとする強固な意志 巖谷國士
150年前に来日した宣教医師はいかに庶民から敬愛されたか――ヘッバーン氏のもう一つの姿を生き生きと描き出す
劉暁波は中国民主化の思想を体現する――「天安門の母たち」の崇高な精神を如何にして拡大してゆくか 杉山文彦
両次大戦間期の亡命ロシア思想が生んだ自己認識――その歴史的背景を国際関係史のなかで読み解く 米田綱路
スィンティ女性の語りと手記、解説からヨーロッパの100年を浮き彫りに――差別と迫害、ジェノサイドをくぐった少数民族の歴史と現在
「偽物」のテクストとは何か――戦後生まれの日本人がアメリカという国家に対してとるべきスタンス 下河辺美知子
間違いなくモダンの次の時代の芸術――柳正彦著『クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』を読む 辻井喬
生成変化に関する深い洞察が示唆される――劣等生とは何なのか、どうして劣等生が生まれるのかを執拗に問い続ける 澤田 直
「天皇から娼婦まで」、戦争から逃れる術をもたなかったのはなぜだろうか?――多くの庶民の「日記」や「手記」を引用し、あの戦争への道のりを検証する 鈴木義昭
人文学について人文学している人文書――当たり前なことに忠実な態度が独自性を成立させる 長谷川 一
戻れないあの日、決して消えることのないあの日――心に亀裂を抱えつつも何とか持ちこたえて歩き続ける女性たち 梶 葉子
内モンゴル百年の迫害の歴史を描き出した労作――中国では民族問題と環境問題が表裏の関係にある 納村公子
人間像のみならず、当時のアジアや世界の趨勢までもが描き出される――日本での刊行が日韓友好の発展に果たす役割はきわめて大きい一書 金容権
開かれた感性から導かれる、カジュアルで軽やかな世界の響き――読むべき本との遭遇が語られる、卓越した読書論 林浩平








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  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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