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政治・権力のせめぎ合う争点としての地名──アジア、中東・アフリカが重視されている『世界地名大事典』:『世界地名大事典 全9巻』(朝倉書店)刊行開始によせて 熊谷圭知+山本健兒(編集幹事)
地名は中東を知るための玄関──アフリカの変化は、地名にとどまらない:『世界地名大事典 全9巻』(朝倉書店)刊行開始によせて 加藤 博+島田周平(『第3巻 中東・アフリカ』編集)
「似非構造主義」の顕在化や「修辞的な現在」を軸に展開される黒田喜夫論──黒田喜夫と吉本隆明との「確執」や「乖離」は、果たしてほんとうにあったのだろうか 久保隆
隔離の只中であっても当事者はいかに他者との関係で生きていこうとするか──人びとの生が「根こぎ」になっている時代にこそ読まれるべき本 天田城介
橋下徹大阪市長に対する部落差別問題を徹底検証──「ハシシタ 奴の本性」に見るジャーナリズムの自壊 米田綱路
凍結された人間行動や世界像をイデオロギーとして顕在化する──東京の演劇祭で上演された作品を日本独自に編んだアンソロジー 保坂一夫
「空間政治学」という視点の全面展開であり、現時点での到達点を示す──階級、空間、住宅、そして政治は相互に結びついている 橋本健二
「先見的体験」を文学に形象化し得た革新的な作家や詩人たちを論じる──アカデミックな文学研究者としてのオーツの怜悧な分析力がさえた批評書 吉岡栄一
不安定で無秩序な少女の独白が発見を経て「物語」へと変わる──『肩胛骨は翼のなごり』の魅力的な主人公が生まれるまでの軌跡を辿る 三辺律子
鏡花文学の深層を紐解く──従来の鏡花研究における読みをしりぞけ、安易な作家論が影をひそめる一因を担った『化鳥』論など力論多数 池内輝雄
醜悪化の一途をたどる戦後社会を『金閣寺』で焼き尽くそうとした男──三島由紀夫というエニグマを解読するための、一つのユニークなアプローチ 福元圭太
天使は無を食べる──政治的拒食症の時代に 信友建志
真理へのメタ・ホドスの解釈学が瓦礫のなかから鮮やかに蘇る──「二〇世紀の古典」と称される『真理と方法』が四半世紀の歳月をかけて邦訳完結 三浦國泰
大人でも子供でもない、人間同士の深い愛の物語──クリスティアン・ベッツォルト監督『東ベルリンから来た女』 小滝香蓮
近代日本の表現の歴史を追体験する──恩地の歩みを貫いている一本の線は、写像、描写という媒介過程をおかずに内的世界そのものを表現しようとする志向である 木股知史
思いやりゼロの生活保護の現場──受給体験で痛感したこの国の福祉政策の貧困さ 山辺裕之
北の開拓者と明治の精神──封建の静から近代の動へと時代が移った明治期、自身の役割を信じて困苦の生を歩んだ開拓者を描く 澤村修治
「社会は変えられる」と危機の時代へ鮮明に提起──生活経済学の視座から反憲法的状況と切り結ぶ力作 杉原泰雄
現代中国認識のより一層の深化のために──「毛沢東」解釈の重要性がさらに印象づけられる 丸川哲史×鈴木将久×羽根次郎×阿部幹雄
「面白さ」のために、「ジャンル」を超えた小説──単に面白い小説は、そうであるからこそ分析するべき価値がある 藤田直哉








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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