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知的障害のある人に焦点を当て、「ことば」の「わかりやすさ」を分析――より多くの人に有用な「わかりやすさ」と「情報保障」が具体化される 是永かな子
忘れられた戦争犠牲者――日本軍政期スマトラの密林に建設された鉄道と失われた多くの命 加藤剛
ゴシックでパンクな文芸批評の理論書――幻想文学の詩学的な政治性を、戦闘的に拡張していく 岡和田晃
たいへんスリリングな歴史物語の展開――大いなる歴史のなかで生きてきた「マーゴリスの物語」 細田和江
セラピーを「社会」の中においてとらえようとする面白さと知的刺激――「セラピーの社会学」、「オープンダイアローグの社会学」が展開される 伊藤智樹
特異な対象から反照される普遍性――共同体的「家」は言葉を触媒に、「未来のコミューン」を胚胎する 松畑強
ミステリーの中に隠された方程式――電話機の発明者・メウッチの貴重な文献をめぐる探求物語 越川芳明
挑戦的であり、読者を試す一冊――現状への認識や、将来像のあり方を厳しく問う意欲作 鈴木啓之
絶望と救いとが緊迫する美しい小説――ハーバード・カレッジを卒業した最初のアメリカ・インディアンをめぐる史実を物語化 長岡真吾
チャレンジすることを忘れてはいけない――絶え間ない「語りかけ」から、新しいモノが出てくる 萩野正昭氏インタビュー
茨城県つくば市北条地区のまちづくり――「ローカルなまちづくり」が展開していく過程を、再帰性をキーワードに考察 橋本和也
相互承認と相互扶助は如何にして可能か?――公民館をめぐる構想と議論の歴史を辿りなおし、その可能性を探る 田中里尚
ニンゲン固有の光景を動物が問う――ロマネスクの恩寵を振り切って再帰性をとぎすませた十二章から成る物語 宗近真一郎
「光の戦士」と「邪悪な声」――シャルリー・エブド襲撃事件の犯人について語られた三人称小説 神山睦美
知的障害者の地域生活において何が大切なのか――単に施設の外で暮らすことが脱施設化なのではない 松田博幸
東京都墨田区向島地区の多元的生活世界を描き出す 「まちづくり運動」を分析対象にした、珠玉の都市エスノグラフィー 和田清美
物語という器に盛られた、時代そのものが見た「夢」――数多くの批評や詩業をものしてきた異才が初めて世に問う長編小説 八木寧子
〈社会〉〈文学〉を論じる視座をどのように構築するか――蓮田善明に対する初めての本格的な研究であり、井口時男批評の一つの到達点 柳瀬善治
現実主義に裏打ちされつつ理想主義を堅持してきた社会運動家の生き様――市民権運動に関する未公開の、または定説に修正を迫る、新たな事実に溢れる書 川島正樹
トラウマと孤絶、そしてピーマン――ストーリーテリングはとても巧みで、丁寧に細部や伏線が書きこまれている 田中庸介








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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