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理論と実践の相関はモデルネのなかでどのように定位されるべきなのか――カントの理論と実践の考えを導きの糸とし、社会に向かい合う哲学の問い直しを求める 箭内任
「関西フォーク」とはなにだったのか――フォークソングと現代詩の接点があらためて探られる 細見和之
コロナ以後の演劇の世界――2023年演劇回顧 高橋宏幸
取り返しのつかない裂け目が入りながらも、新たな生はどのように形作られるのか――断絶という経験から病いに限定されない人生の様々な出来事に焦点をあてる 大橋一平
「新しいコスモポリタニズム」の行き詰まりを指摘し、乗り越えの方向性をも提示――まことに時宜を得た好著 有賀誠
佐々城豊寿と娘・信子の不屈の人生をたどり、近代日本社会の差別構造を炙り出す 林葉子
時代と文化を渡った建築家タウトの生涯――“解釈”を抑えて事実関係を整理し直す 赤木良子
制度論で記述し尽くす「美術」と「書」の政治力学的関係――書という表現に対する美学的な議論へと誘う一冊 栗本高行
詳細な実証研究の成果が結実した歴史研究の真骨頂――緑の党の全体像を再構築するために 小野一
私は組織が嫌いだ――ケアは何にも増してラディカルな営為である 早助よう子
中国の「派閥」の具体化と展開――「派閥」という分析枠組みは依然として、比較政治学における一定レベルの有意性をもつ 石井知章
追悼 松枝到
歩き、学ぶことの教え――松枝到さんを想う
細谷修平
現代的なメディア編集活動としてのウィキペディアタウン――地域でのワークショップを前提としている点が重要 影山裕樹
沖縄島北部地域はどのような統治実践によって成立したのか――平穏な暮らしを送りたいとする人々の願いが、歴史的に連なってきたことの「重み」が見えてくる 池尾靖志
圧倒的な守備範囲で、サブジャンルに留まらない――「ホラー」の存在感を示す未読の作品を介し、時代状況の再考に用いることで輝きを放つ大著 岡和田晃
恒藤恭の民族認識の生成・展開過程を描き出す――「世界民」思想や平和主義との関係を基軸に検討した労作 角田猛之
個々人の人格への「平等な配慮と尊重」という原理を擁護する――「リベラリズム」の議論の内実を再度、歴史的背景も含めて確認し、争点なども含めて紹介し検討 堀田義太郎
壮大な深淵なる歴史書――〈知〉とは何か、そして〈知〉がひたすら邁進することへの制御は誰がどのようにするのか 黒川類
フキダシは奥深い――マンガを構成する重要要素の一つである「フキダシ」について本格的に論じ、マンガ研究において、非常に重要な視点を提供 須川亜紀子
複数の他人同士が関わり合いつつ生きる姿にフォーカスが当てられる群像劇――章ごとに語り手がバトンタッチし、それぞれの寄る辺なさを語り継いでいく 大辻都








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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