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長谷川龍生の詩世界に分け入る――祭りと民衆(農民)の分化を冷静に詩の言葉として提示 植田隆
東南アジアや南洋群島へと送り出された青年の「南方雄飛」という夢の顛末――「南方開拓」の実相を読み解くための事例を提供し、複層的な分析を試みる 松永典子
今後の政治と宗教のあるべき関係を議論する呼び水に――「政教協力という理念や活動戦略は、創価学会に固有な特徴では」なく「日本宗教の特徴を最も顕著な形で体現」しているのが創価学会=公明党だと主張する、三者による書き下ろし論集 寺田喜朗
「神輿会」が東京の祭りの熱狂を作り出す――三社祭をはじめとする東京・浅草の祭礼において、神輿を誰が、どのように担いでいるのか、長期間の参与観察をもとに描き出した民俗学の研究書 阿南透
聖地ドゥアニの生成と発展の躍動する動態を生き生きと描き出す――「人はなぜ聖地に引き寄せられるのか?」という聖地信仰について理解するための興味深い一つの事例を提供 花渕馨也
民俗学の視点から心霊スポットを解体する――歴史や生成の過程、現代人との関係を解き明かしていく 朝里樹
群集が内包するモダン・ソングの輪廻 マニュエル・ヤン
まさに三原光尋コメディの真骨頂――三原光尋監督『高野豆腐店の春』 増當竜也
多重露光の詩学による一級の文学作品――小説家ケストラーを再評価するための絶好の機会を供してくれる 山本浩司
『フランケンシュタイン』と『そして誰もいなくなった』を組み合わせた近未来SFミステリー――一九七五年頃に予想した地球の未来像を知ることができて面白い 品川暁子
なぜその辞書には虚構語がすべり込んだのか――言葉に取り憑かれた者たちの不器用で愛すべき日常 待場京子
希望と不安が交錯した時代の朝鮮半島に、日本はいかに向き合ったのか――大平・鈴木・中曽根政権の取り組みを、日本、韓国、米国の外交文書を紐解き、曇りのない分析眼で丹念に跡付ける 石田智範
「新しい見方や考え方」を生み出し、民主的市民を育成する道徳教育のあり方――学校教育にとどまらず、広く生涯教育を視野に入れて論じる 水山光春
多くの学術分野からの視覚を総合した、『おもろさうし』の詳細な注釈――本土出身で沖縄学を専攻した著者ならではの学の姿を示す、研究史上画期的な書 森朝男
差別へのこだわり――河邑厚徳監督『丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部』 宮崎悠
奥箱根とも呼ばれる仙石原一帯の開発を焦点に――関係アクターがどのように関与したのか、その背景とプロセスをたどる 野瀬元子
五つの章による「闇鍋」のような書――臨床的にも意義深く、多くの可能性を含んでいる「サブカルチャー」と「こころ」の結びつけ 髙田理子
諦めてはいけない、見ない振りをしてはいけない――過去にも未来にも開けている書
彫刻「を」生きる。著者らしい、ストレートな一言
宮田徹也
東日本大震災を起点とした福島県いわき市におけるボランティア活動の記録。当時のことを思い出し、知らなかったことを学び直して、未来に思考を飛ばせるような1冊 休蔵
「非有機性」の「有機性」への介入をめぐる思考のドキュメント――現在に抵抗する思考のドキュメント 宗近真一郎








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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