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詩には〈ほんとうのこと〉がある――朝鮮半島と在日朝鮮人に関わって書かれた日本の詩、詩人について網羅的に論考した、ほとんど類例のない労作 黄英治
充実した読書体験――フランスの近世美術史を網羅した通史的な論文集で、学術的でありながら読みやすい画期的な叢書 鈴木杜幾子
写真史的現在への介入的意欲――世界初の写真集と目される写真集の復刻 倉石信乃
人間中心主義の限界を超える極めて野心的で挑戦的な著作――コンベンショナルな文化人類学の民族誌の水準を遥かに超える 床呂郁哉
人と時代が生き生きしていた――老熟者の書き記した渾身の作
多彩な主題を多彩な手法で魅せる――各作品の終わりに付された注や巻末の詳しい解説が読者を手助けしてくれる 星久美子
葛藤する時代の“絢爛と憂愁”――“セゾン文化”をつくった「実業と文学」の深層 太田代志朗
自尊心を守るケア労働の可能な条件を探る――いくつもの重要で根源的な課題を想起 井口高志
奇想天外な物語の宝庫――デーブリーン文学の世界に足を踏み入れる格好の機会となるだろう 時田郁子
出産場所/出産介助者研究に新地平を切り拓く――産屋をめぐる意味付けの多様性 由井秀樹
アメリカ論への新たな挑戦の書――21世紀の政治経済学の道標でもある 若森みどり
「国境を越えた共有」は可能か――じつに多様な「移民とメディア」の往還が採り上げられていく 植田隆
歴史的文脈から戦前・戦中の民族誌の読み直しを行う――これからの日本とアジアを考える上で、示唆を与える作品 大澤広嗣
未来の図書館像を提案――果たして日本の公共図書館にかくなる覚悟と矜持が存在するのだろうか 井上真琴
文学の悦楽に耽る――「触感の文学史が切り開くもの」の魅力が溢れ出ている 中山弘明
教育上の責任とは何か。誰が、いかに果たしうるのか――組織内部の法的権限関係を素材に、教育委員会を探究 山下晃一
多岐にわたる問いかけの著作――社会的に引かれた境界線と「落とし穴」 前田泰樹
フィッツジェラルドの小宇宙を満喫するために――『グレート・ギャツビー』のような名文と、短編小説群との乖離を埋める試み 堀江耕
仕覆の作者がそのなりわいの歴史的流れを追う――原初を探ろうとした著者の努力に敬意を払う 吉岡幸雄
「日本会議」という巨大組織の中心を抉り出す――事務局に焦点を当てた見事な臨床政治学 中沢けい








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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