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固定された障害者観が少しずつ剥落していくエッセイ集――「目で見ない族」とは、「目で見ないことを選択した人」である 木下知威
追悼ジャン=リュック・ゴダール
ゴダールは映画そのもの――まだ新作をどこかで期待してしまう
睡蓮みどり
「シン・妖怪学」の目撃者になれ――妖怪研究の再構築を試みる、大胆不敵でそれに見合う実力のある書き手による妖怪ファン待望の書 永島大輝
『獄門歌』の挑戦と救抜――添田馨のモチーフは端的に言えば言葉での戦いである 水島英己
この本は、出発点である。――せっかく焚き付けた火が消えないうちに、次なる薪がすぐに焚べられることを期待している 竹田信弥
批判的動物研究を軸にした動物倫理全体の入門書――ビーガンとしての自己の動物論を全面的に開陳した労作 田上孝一
〈表象〉の戦後史を問い直すこと――制度的教育方法は感性を眠らせる――満若勇咲監督『私のはなし 部落のはなし』を観て 小野沢稔彦
国際的広がりを見せるイレズミ・タトゥー研究の「現在」――研究者にとっては良質な成果報告として、初学者や一般の読者にとっては、その広大な世界への手引きをする十分なロードマップ足り得ている 平井倫行
消費における道徳と倫理の矛盾をつまびらかに――これからの資本主義経済における消費の理解を深めるのに大いに適した一冊 阿部勘一
「蘭学」の歴史から忘却された「九州」の記憶をひもとく――蘭学は東洋の文化を見直す契機となったのか、あるいは西洋文化を至上とするオリエンタリズムに偏重していく近代化の基礎となったのか 八百啓介
追悼ジャン=リュック・ゴダール
NUMÉRO DEUX――ゴダールにとって新たな可能性を創造することは、借りを返すことと厳密に同義だったのである
廣瀬純
追悼ジャン=リュック・ゴダール
映画の「長い二十世紀」の終焉――ゴダール映画の本質的な断片性と参照癖は、彼の筋金入りのモダニスト的な生活そのものに起因していた
田辺秋守
追悼ジャン=リュック・ゴダール
非凡なる素朴さの営為――ジャン=リュック・ゴダールにとっての映画
谷昌親
これぞ歴史小説の醍醐味――平清盛の異母弟である平頼盛を探偵役とする時代ミステリの第二作 蔓葉信博
ヘミングウェイ文学の核となる視座を提供する「海」をキー・イメージに据える二巻本論集――21世紀の文学研究が目指すべき方位を指し示す未来志向の集大成 小笠原亜衣
追悼ジャン=リュック・ゴダール
ゴダール以前/以後――映画というメディアそのものに向かって問いかけを続けた
四方田犬彦
音楽の政治性、政治の音楽性――大衆娯楽映画は現状を告発する――ラージーヴ・メーナン監督『響け! 情熱のムリダンガム』 小野沢稔彦
「まごつき期」としての人新世における多様な芸術実践が鮮やかに記述される――「新しいエコロジー」を問うことは、来るべきデモクラシーをめぐる知とその実践なのだ 清水知子
『源氏物語』の新たな読みの成果――造語「風景和文」を打ち立て、その方法を明らかにしつつ、物語の風景と人物の心情と世界、さらには読者と風景の対面のありようを鮮やかに照らし出す 倉持長子
自由民主主義論の最前線――多方面から問いつづけていくプロセスそのものが、壊れかけた民主主義を支えていく実践的営為なのだというメッセージが伝わってくる 臼井陽一郎








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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